JAJSDZ3 October 2017 UCC256304
PRODUCTION DATA.
ISNS端子の電圧設定にて過電流を検出する値を調整できます。OCP1はピーク電流保護レベルであり、OCP2およびOCP3は平均電流保護レベルです。スレッショルド電圧は、それぞれ0.6V、0.8V、4Vです。
OCP3の値を全負荷の150%に設定します。これにより、全負荷で検知される平均入力電流値は次の式で求められます。
そこで電流検知比は次のように計算できます。
抵抗に比べて高電圧容量の選択肢は少ないため、まず電流検知容量を選定します。
それから必要なISNS抵抗値を計算します。
電流検知比を求めたら、全負荷時のピークISNS端子電圧を次のように計算できます。
OCP1値でのピーク共振電流は次の式で求められます。
OCP1値でのピーク2次側電流は次の式で求められます。