UCC28070A 拡張周波数範囲（10kHz～300kHz）、インターリーブ動作、連続導通モード（CCM）PFCコントローラ

このリソースの元の言語は英語です。翻訳は概要を便宜的に提供するもので、自動化ツール (機械翻訳) を使用していることがあり、TI では翻訳の正確性および妥当性につきましては一切保証いたしません。実際の設計などの前には、ti.com で必ず最新の英語版をご参照くださいますようお願いいたします。

1 特長

独自の電流マッチングを用いたインターリーブ動作で平均電流モードの PWM 制御
高度な電流シンセサイザを用いた電流検出による高効率の実現
内部で段階的に補正される Vff 補正回路を用いた広い直線性を持つ乗算器によりほぼ 1 の PF を実現
プログラム可能な周波数範囲の拡張
(10kHz～300kHz)
プログラム可能な最大デューティサイクルクランプ
プログラム可能な周波数のディザリングレートと振幅により EMI 低減を改善
- 振幅、大きさ：3kHz～30kHz
- レート：最高 30kHz
外部クロック同期機能
電圧アンプの出力電流のスルーレート補正により負荷とラインの過渡応答を強化
ピーク電流制限をプログラム可能
バイアス電源の UVLO、過電圧保護、開ループ検出、PFC イネーブルのモニタリング
PFC ディスエーブルの外部インターフェイス
VSENSE ピンおよび
VINAC ピンのオープン回路保護
プログラマブルソフトスタート

2 アプリケーション

エアコンおよび白物家電
IGBT 電源スイッチ付き PFC アプリケーション
高効率サーバおよびデスクトップの電源
大画面 TV およびディスプレイ
テレコム整流器
産業用機器

3 概要

UCC28070A は、UCC28070 を基本として周波数範囲を拡張した製品であり、大電力アプリケーションで IGBT 電源スイッチをベースとした PFC コンバータに要求される低スイッチング周波数で動作可能です。

UCC28070Aは、10kHz～300kHzの周波数で動作可能なため、最低動作周波数が30kHzであるUCC28070よりも広い範囲で動作できます。UCC28070の他の機能および利点はすべて、UCC28070Aでも利用できます。180°位相のずれたインターリーブ動作により、入出力のリップル電流が大幅に減少し、EMIフィルタを容易に低コストで実装できます。

UCC28070と同様に、UCC28070Aにも、電流合成や段階的に補正されるVff機能など、いくつもの革新的な機能が搭載されているため、力率、効率、THD、過渡応答の性能が向上しています。周波数ディザリング、クロック同期、スルーレート向上などにより、性能の改善の可能性を広げています。出力過電圧検出、プログラム可能なピーク電流制限、低電圧誤動作防止、開ループ保護など、UCC28070のすべての保護機能は、UCC28070Aでも利用できます。

製品情報

部品番号	パッケージ	本体サイズ(公称)
UCC28070A	TSSOP (20)	6.50mm × 4.40mm

アプリケーション概略図