JAJS131I July 2000 – June 2024 UCC28C40 , UCC28C41 , UCC28C42 , UCC28C43 , UCC28C44 , UCC28C45 , UCC38C40 , UCC38C41 , UCC38C42 , UCC38C43 , UCC38C44 , UCC38C45
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
UCCx8C4x コントローラの発振器には、最大デューティ サイクルと動作周波数を正確に設定するための放電電流調整機能が備わっています。基本動作では、タイミング コンデンサ (CCT) は、デバイス基準電圧 (VREF) に接続されたタイミング抵抗 (RRT) によって作られた電流源によって充電されます。発振器の設計には、タイミング コンデンサの電圧の振幅を監視するためのコンパレータが含まれます。指数関数的に成形された波形は、発振器の上側スレッショルド (3V) を表す特定の振幅までタイミング コンデンサを充電します。コントローラがこのレベルに達すると、グランドへの内部電流シンクがターンオンし、コンデンサは放電を開始します。この放電は、電流シンクがターンオフする、発振器の下側スレッショルド (0.7V) に達するまで続きます。次に、タイミング コンデンサは再び充電を開始し、新しいスイッチング サイクルが始まります
本デバイスがタイミング コンデンサを放電させる間、抵抗 RRT は引き続き CCT を充電しようと試みます。最大デューティ サイクルを規定するのは、これらの 2 つの電流のまさにその比 (放電電流対充電電流) です。CCT の放電期間中、本デバイスの出力は常にオフしています。これは、一般にデッド タイムと呼ばれる、スイッチが確実にオフする最小時間を表します。正確な最大デューティ サイクルを設定するには、「最大デューティ サイクルと発振器周波数との関係」に記載されている情報を使用して、最大デューティ サイクルと発振器周波数との関係を調べます。RRT と CCT の値を調整することで、与えられた周波数に対して任意の値の最大デューティ サイクルを設定できます。RRT の値を選択した後、「発振器周波数とタイミング抵抗および容量との関係」の曲線を使用して、発振器のタイミング容量を求めます。ただし、抵抗では、より細かい刻み (通常 1%) の値の素子が入手できるのに対して、コンデンサでは、5% の刻みの値の素子しか入手できないため、最初に最も近いコンデンサの値を選択してから、タイミング抵抗の値を計算する方が、より実用的な場合があります。