JAJA666 October 2020 DLP2021-Q1 , DLP3021-Q1
DGP 画像の輝度の推定値は、前のセクションで示した数値で計算できます。画像サイズ、投射面、周囲条件、投射光束を組み合わせると、投射画像の輝度が得られ、これを使用して、さまざまな周囲照明条件でその画像がどのように見えるかを予測できます。
上記の式を整理して、LCR、周囲の輝度、画像サイズ、表面反射率の関数として必要なプロジェクタの光束 (ルーメン) の値を求めると、次の式で表されます。
たとえば、アスファルトの周囲照明条件が 10lux (たそがれ時のおおよその照度)、目的の画像が 0.09m2 (対角約 18 インチ)、LCR が 25 であると仮定します。Equation5 を使用して、アスファルトの周囲照度が 10lux の場合の周囲輝度を以下のように求めることができます。
Equation4 とこれらの周囲条件を使用して、プロジェクタの最小輝度を以下のように求めることができます。
大きなロゴやアニメーションの投射画像 (約 18 インチ) をたそがれ時に高い可視性 (LCR = 25) で表示する場合、DGP プロジェクタは 20 ルーメンをわずかに超える値を出力する必要があります。これは、DLP3021-Q1 車載グレード DMD を使用したプロジェクタで実現できる輝度です。