JAJS131I July 2000 – June 2024 UCC28C40 , UCC28C41 , UCC28C42 , UCC28C43 , UCC28C44 , UCC28C45 , UCC38C40 , UCC38C41 , UCC38C42 , UCC38C43 , UCC38C44 , UCC38C45
PRODUCTION DATA
ターンオンおよびターンオフ スレッショルドがそれぞれ (14.5V および 9V)、(8.4V および 7.6V)、(7V および 6.6V) である 3 組の UVLO スレッショルドが利用できます。最初の組み合わせは主にオフライン 48V 分散電源アプリケーション向けであり、ヒステリシスが広いため、コンバータをより低い周波数で動作させることができ、ソフト スタート時間をより長くできます。2 番目の UVLO の組み合わせは、通常 12VDC 入力で動作する高周波数 DC/DC コンバータに理想的です。最も新しい 3 番目の組み合わせは、バッテリ駆動およびポータブル アプリケーションに対応するために追加されました。表 7-2 に、デバイスごとの最大デューティ サイクルと UVLO スレッショルドを示します。
最大 デューティ サイクル (%) | UVLO オン (V) | UVLO オフ (V) | 部品 番号 |
---|---|---|---|
100 | 14.5 | 9 | UCCx8C42 |
100 | 8.4 | 7.6 | UCCx8C43 |
100 | 7 | 6.6 | UCCx8C40 |
50 | 14.5 | 9 | UCCx8C44 |
50 | 8.4 | 7.6 | UCCx8C45 |
50 | 7 | 6.6 | UCCx8C41 |
UVLO 中、IC の電源電流は 100µA 未満です。ターンオン スレッショルドを超えた後、本デバイスの電源電流は最大 3mA (標準値は 2.3mA) まで増加します。このようにスタートアップ電流が小さいため、電源設計者は最適なスタートアップ抵抗値を選択し、より効率的な設計を行うことができます。部品コストの低減が効率の最大化に優先すアプリケーションでは、2.3mA (標準値) の小さい動作電流を生かすことで、電源トランスのブートストラップ巻線と整流器を必要としないで、(+) レールに接続された 1 本の抵抗を通して制御デバイスが直接動作できます。また、この場合の始動および動作抵抗は、1 次側スイッチング MOSFET を駆動するのに十分な電流を通す必要があります。この電流は、小型デバイスで数 mA に達する可能性があります。