次のような車載用LED照明アプリケーション
TPS92630-Q1デバイスは、アナログおよびPWM調光制御を備えた3チャネル・リニアLEDドライバです。完全な診断機能および内蔵保護機能により、中電力範囲までの可変輝度LED照明アプリケーションに最適な選択肢となります。
型番 | パッケージ(ピン) | 本体サイズ(公称) |
---|---|---|
TPS92630-Q1 | HTSSOP (16) | 4.40mm×5.00mm |
Changes from D Revision (January 2018) to E Revision
Changes from C Revision (November 2017) to D Revision
Changes from B Revision (January 2015) to C Revision
Changes from A Revision (December 2014) to B Revision
Changes from * Revision (February 2014) to A Revision
このデバイスの設計は、その電力容量の範囲内で単一または複数のストリングとして構成されたLEDを駆動するのに適しています。1つのデバイスで最大3つのストリング(各ストリングに1~3個のLED)を駆動でき、1チャネルあたりの合計電流は最大150mAです。出力を並列に接続することで、さらに高い電流駆動能力(最大450mA)を実現できます。
複数ストリングのアプリケーションでは、LEDストリングをカソード・コモンで接続できるという利点があります。そのため、(ローサイド電流センスのシステムのように) LEDストリングごとに1本のリターン線を設ける代わりに、アプリケーション全体で1本のリターン線だけで済みます。
単一LEDの短絡コンパレータにより、短絡障害が発生した単一のLEDを検出できます。障害出力では、複数デバイス間のバス接続トポロジをサポートできます。
内蔵の温度監視機能により、デバイスの接合部温度がスレッショルドを超えた場合に、LEDの駆動電流を低減します。温度スレッショルドは、外付け抵抗を使用してプログラミングできます。TEMPピンをグランドに接続すると、温度電流監視機能をディスエーブルにできます。出荷時設定オプションとして、接合部温度のアナログ電圧出力も用意されています。