JAJSDB6B June 2017 – June 2018 AMC1303E0510 , AMC1303E0520 , AMC1303E2510 , AMC1303E2520 , AMC1303M0510 , AMC1303M0520 , AMC1303M2510 , AMC1303M2520
PRODUCTION DATA.
AMC1303は、低抵抗のシャントを使用する電流センシング・アプリケーションで使用するため最適化されています。しかし、使用される抵抗の値(通常はより大きい)を考慮するなら、絶縁電圧センシング・アプリケーションでも使用可能です。最良の性能を得るため、この使用事例では、デバイスの±250mVバージョン(AMC1303x25xx)の使用をお勧めします。
Figure 55 は、高電圧センシング・アプリケーションに使用される典型的な回路を簡略化して示したものです。値の大きな抵抗(R1およびR2)が分割抵抗として使用され、電流の値を主に定義します。センシング抵抗R3の抵抗値は、AMC1303の入力電圧範囲に合わせて選択されます。AMC1303x25xでは、この抵抗と差動入力抵抗は22kΩで、分割電圧も生み出すため、ゲイン誤差が増大します。R1、R2、RINDの値がR3よりもはるかに大きいと想定すると、結果として発生する合計ゲイン誤差はEquation 4で推定されます。ここでEGはAMC1303のゲイン誤差です。
このゲイン誤差は、最初のシステム・レベルのゲイン較正手順により最小化できます。