JAJSFG3C may 2018 – may 2023 ADC12DL3200
PRODUCTION DATA
ADC12DL3200 は RF サンプリング、ギガ・サンプルの A/D コンバータ (ADC) で、DC から 10GHz を超えるものまでの入力周波数を直接サンプリングできます。ADC12DL3200 はデュアル・チャネル・モードで 3200MSPS、シングル・チャネル・モードで 6400MSPS までのサンプリングが可能です。チャネル数 (デュアル・チャネル・モード) とナイキスト帯域幅 (シングル・チャネル・モード) のトレードオフをプログラム可能なため、多くのチャネル数や広い瞬間的な信号帯域幅を必要とするアプリケーションの両方の要求に対応できる、柔軟なハードウェアを開発できます。最大電力の入力帯域幅 (-3dB) が 8.0GHz で、使用可能な周波数範囲が広いため、L バンド、S バンド、C バンド、X バンドを直接 RF サンプリングでき、周波数への対応性が高いシステムを構築できます。
ADC12DL3200 はレイテンシが短い低電圧差動信号 (LVDS) インターフェイスを使用しており、レイテンシが重要なアプリケーションや、LVDS の単純性が好ましい場合に適しています。インターフェイスは最大 48 のデータ・ペア、4 つのダブル・データ・レート (DDR) クロック、および 4 つのストローブ信号を使用して、4 つの 12 ビット・データ・バスに編成されます。このインターフェイスは、最高 1.6Gbps の信号速度をサポートします。ストローブ信号により、バス間や複数のデバイス間の同期が簡単になります。このストローブは内部的に生成され、SYSREF 入力により決定論的なタイミングでリセット可能です。ノイズなしのアパーチャ遅延 (TAD) 調整や SYSREF のウィンドウ処理などの革新的な同期機能により、複数デバイスの同期がさらに簡単に行えます。