JAJSGM8E December 2018 – August 2023 LM5155 , LM51551
PRODUCTION DATA
帰還分割抵抗は、内部の相互コンダクタンス・エラー・アンプに接続され、このアンプは高い出力抵抗 (RO = 10MΩ) と広い帯域幅 (BW = 7MHz) を備えています。内部の相互コンダクタンス・エラー・アンプは、FB ピンと SS ピンの電圧の差または内部基準電圧のいずれか低い方に比例する電流を供給します。内部の相互コンダクタンス・エラー・アンプは、通常動作中には対称的なソースおよびシンク機能を提供し、FB が OVP スレッショルドを超えるとシンク機能を低減します。
出力レギュレーション・ターゲットを設定するには、式 14 に示すように帰還抵抗の値を選択します。
エラー・アンプの出力は COMP ピンに接続されるため、Type 2 のループ補償ネットワークを使用できます。RCOMP、CCOMP、およびオプションの CHF ループ補償部品は、エラー・アンプのゲインと位相の特性を構成し、安定したループ応答を実現します。FB ピンの絶対最大定格電圧は 3.8V です。必要に応じて、特に車載用の負荷ダンプ過渡時に、帰還抵抗分圧器の入力を外付けのツェナー・ダイオードでクランプできます。
COMP ピンは内部クランプを備えています。最大 COMP クランプは、シャットダウン中でも COMP ピンの最大電圧を絶対最大定格未満に制限します。最小 COMP クランプは、無負荷から重負荷への移行中にできるだけ早くスイッチングを開始できるように、COMP ピンの最小電圧を制限します。フライバック・トポロジで FB がグランドに接続されている場合、最小 COMP クランプはディセーブルになります。