JAJSH49C March 2019 – April 2024 DS90UB953A-Q1
PRODUCTION DATA
オプションの実速度での内蔵セルフ テスト (BIST) 機能を使うと、外部データ接続を使わずに高速シリアル リンクとバック チャネルをテストできます。この機能は、試作段階、デバイスの量産時、インシステム テスト、システムの診断に役立ちます。
BIST モードは、デシリアライザの BIST 構成レジスタ 0xB3[0] によってイネーブルされ、同期モードでのみ動作します。デシリアライザで BIST が開始されると、BIST イネーブル信号がバック チャネル経由でシリアライザに送信されます。シリアライザは、疑似ランダム シーケンスの連続ストリームを出力し、リンクを実速度で駆動します。デシリアライザは、テスト パターンを検出し、そのパターンのエラーを監視します。シリアライザは、各バック チャネル フレームの CRC フィールドによって示されたエラーも追跡します。適切なデータ受信の開始を識別するためにはロック通知が必要ですが、リンク障害やデータ破損をよく示すものは、デシリアライザ側の各 RX ポートについて、BIST_ERR_COUNT レジスタ 0x57 のエラー カウンタの内容です。BIST モードは、試作段階、デバイスの量産時、インシステム テスト、システムの診断に役立ちます。