JAJSPS6 february 2023 TDC1000-Q1
PRODUCTION DATA
TDC1000-Q1 のステート・マシンは、各種測定モードの動作を管理します (図 8-14 を参照)。パワーオン時にステート・マシンはリセットされ、ほとんどのブロックがディセーブルされます。パワーオン・シーケンスの完了後、EN ピンが Low なら SLEEP モード、High なら READY モードになります。SLEEP または READY 状態で、TDC1000-Q1 は SPI コマンドを受信してレジスタを設定し、デバイスを測定モード用に構成できます。
SPI ブロックは常にアクティブですが、デバイスがアクティブな間に構成を変更することはお勧めしません。構成は、デバイスが SLEEP 状態または READY 状態のときに変更してください。
EN ピンが High のときトリガ信号を受信すると、ステート・マシンは構成済み測定を開始します。デバイスがモード 0 またはモード 1 に構成されている場合、測定が完了するとステート・マシンは SLEEP 状態に戻ります。デバイスがモード 2 に構成されている場合、ステート・マシンは READY 状態に戻り、次のトリガまで持ってから、次の測定に進みます。
RESET ピンにロジック High を印加するか、EN ピンにロジック Low を印加することで、強制的に測定を終了できます。