JAJSVN6 November   2024 TCAN2845-Q1 , TCAN2847-Q1

ADVANCE INFORMATION  

  1.   1
  2. 1特長
  3. 2アプリケーション
  4. 3概要
  5. 4デバイス比較表
  6. 5ピン構成および機能
  7. 6デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 6.1 ドキュメントのサポート
      1. 6.1.1 CAN トランシーバの物理層の規格:
      2. 6.1.2 LIN トランシーバ物理層の規格
      3. 6.1.3 EMC 要件:
      4. 6.1.4 適合テストの要件:
      5. 6.1.5 関連資料
    2. 6.2 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    3. 6.3 サポート・リソース
    4. 6.4 商標
    5. 6.5 静電気放電に関する注意事項
    6. 6.6 用語集
  8. 7改訂履歴
  9. 8メカニカル、パッケージ、および注文情報
    1. 8.1 テープおよびリール情報
    2. 8.2 メカニカル データ

概要

TCAN284x-Q1 は、選択式ウェークアップ機能をサポートする CAN FD (コントロール エリア ネットワーク フレキシブル データ レート) 対応トランシーバを提供するシステム ベース チップ (SBC) ファミリです。TCAN2847x-Q1 には、ローカル相互接続ネットワーク (LIN) トランシーバが搭載されています。この CAN FD トランシーバは、最高 8Mbps のデータ レートをサポートし、LIN トランシーバは、最高 200kbps の高速モード データ レートをサポートしています。VCC1 LDO は、最大 250mA の電流で 3.3V または 5V ±2% を供給し、デジタル IO ロジック レベルを決定します。より多くの電流が必要な場合、外付け PNP トランジスタを使用して、最大 350mA で、1.8V、2.5V、3.3V、5V の電圧をサポートできます。VCC2 LDO は、最大 200mA で 5V を供給します。

TCAN284x-Q1 には、LIMP、3 つのローカル ウェーク入力、4 つのハイサイド スイッチなどの機能が搭載されています。ハイサイド スイッチは、オン / オフ、10 ビット PWM、またはタイマ制御が可能です。GFO ピンを使用して、外部 CAN FD、LIN トランシーバ、CAN SBC、または LIN SBC を制御できます。WAKE ピンは、ウェークアップ用に静的センシング、周期的センシング (HSS4 ピンを使用)、パルス ベースに構成できます。これらのデバイスは、特定のデバイス構成情報を保存するための EEPROM を備えているので、電源変動後の大がかりな再プログラミングを回避できます。WAKE1 および WAKE2 は、ピン間の内部スイッチをオンにして、外部 VBAT 監視をイネーブルにできます。WAKE3 は、周期的センシング ウェークがイネーブルの場合、ハイサイド スイッチのいずれかの組み合わせに対する直接駆動制御ピンとして構成できます。

パッケージ情報
部品番号 パッケージ(1) パッケージ サイズ(2)

TCAN2845-Q1 TCAN2847-Q1

QFN (RHB、32) 5 mm × 5mm
詳細については、「メカニカル、パッケージ、および注文情報」を参照してください。
パッケージ サイズ (長さ × 幅) は公称値であり、該当する場合はピンも含まれます。
TCAN2845-Q1  TCAN2847-Q1 概略回路図 概略回路図