MCF8316AEVM には電源が必要であり、その推奨動作範囲は 4.5V~35V です。評価基板のセットアップと電力供給を行うためには、以下の手順に従ってください。
- コネクタ J8 の A、B、C にモーターの各相を接続します。
- 電源は、まだ投入しないでください。モーター電源をコネクタ J7 の VBAT/VM と PGND に接続します。
- 逆極性保護およびπ型フィルタを有効にする場合は、 VBAT に接続します。VBAT に接続すると、逆極性保護回路のダイオード電圧降下により VM は VM - 0.7V と低くなります。
- 逆極性保護およびπ型フィルタを無効にする場合は、 VM に接続します。
- USB 電源から MSP430 に電力を供給するには、J3 で 5V_USB、J5 で 3V3COM を選択します。
- micro-USB ケーブルをコンピュータに接続します。
- ポテンショメータを時計回りにいっぱいまで回して、電源投入時のモーター速度をゼロに設定します。
- スイッチ S1 を右に切り替えて BRAKE = RUN、S2 を左に切り替えて DIR = ABC、S3 を右に切り替えて DRVOFF = ON に設定します。
- モーター電源をオンにします。
- ポテンショメータ R4 を使ってモータ速度を制御し、スイッチを使ってモーター・ドライバを無効にしたり、方向を変更したり、モーターにブレーキをかけたりします。必要 に応じて、GUI (Topic Link Label6参照) を使用してモーターのリアルタイム速度を監視したり、MCF8316A を低電力スリープモードにしたり、 LED のステータスを読み取ったりできます。