MSP430FR4131 MCU の LCD_E ペリフェラル・モジュールは、この設計で FH-1152P LCD を使用しているように、256 セグメントの 8 マルチプレクス・ディスプレイ、または 144 セグメントの 4 マルチプレクス・ディスプレイまでをサポートできます。PCB レイアウト主導の設計プロセスで、LCD_E はソフトウェアで完全に構成可能なセグメント S と共通 COM 信号を提供し、対応する MSP430 デバイス・ピンに接続されます。これにより、PCB の配線を最適化して、信号の交差を回避し、信号を PCB の片面、この例では最上層のみに収めることができます。LCD モジュールの内部チャージ・ポンプを使用する場合は、外部から供給されるコンデンサを LCDCAP0 および LCDCAP1 ピンに、MCU とできるだけ近づけて配置します。コンデンサとデバイスは、短いまっすぐな配線で接続します。システム・コストを最小限に抑えるため、VLO オンチップ発振器の使用を推奨します。超低消費電力の VLO の精度は 10kHz ±50% なので、VLO を、周波数ロック・ループ (FLL) 付きの精度 ±1% のオンチップ 16MHz デジタル制御発振器 (DCO) に対してキャリブレーションします。
または、MSPM0G3507 デバイスからの 32.768kHz クロック出力を、GPIO 出力を使用して MSP430FR4131 に供給することもできます。