本回路の伝達関数を次に示します。
式 1.
- 入力の分圧器の抵抗 R1 および R2 を選択します。アンプの非反転入力端子 Vi の同相入力電圧が、セクション 2.3.1.4 セクションで設定した下側スレッショルド電圧よりも低くなるように、これらの抵抗の値を設定します。このリファレンス デザインの場合、下側スレッショルドは 1.33V に設定されているため、Vi の値を 1V に設定します。
式 2.
式 3.
式 4.
- 検出抵抗 R5 を計算します。検出抵抗の値をできるだけ小さくすることで、負荷コンプライアンス電圧を最大化し、消費電力を低減します。検出抵抗の両端の電圧を 1V に設定します。電圧降下を 1V に制限することで、検出抵抗で消費される電力は、フルスケール出力時で 100mW に制限されます。
式 5.
- 設計の際に補償用部品 R3、R4、C1 を適切な値に設定する方法については、TI プレシジョン ラボを参照してください。