JAJSCV4 December 2016 LM73-Q1
PRODUCTION DATA.
LM73-Q1はデジタル出力の温度センサで、増分式デルタ-シグマADCが搭載されています。LM73-Q1はSMBusおよびI2Cインターフェイス互換の2線式インターフェイスで通信を行い、ホストは随時LM73-Q1を照会して温度を読み取れます。
LM73-Q1は広い温度範囲(-40℃~125℃)で動作することができ、-10℃~80℃にわたって±1.45℃の精度を維持します。LM73-Q1は4つの分解能を選択可能なため、温度変換時間と感度を調整して最良の性能を得ることができます。LM73-Q1のデフォルトは11ビット・モード(0.25℃/LSB)で、最大14msで温度を測定するため、電源オンの後で即座に温度データが必要なアプリケーションに理想的です。最大分解能は14ビット・モード(0.03125℃/LSB)で、このときLM73-Q1は非常に小さな温度変化を感知するよう最適化されます。
単一のマルチレベル・アドレス・ラインにより、3つの固有デバイス・アドレスを選択できます。プログラム設定された制限温度を超過すると、オープン・ドレインのALERT出力がアクティブになります。データとクロックのラインは両方ともフィルタ処理されているため、ノイズ耐性が非常に優れており、信頼性の高い通信を行えます。さらに、LM73-Q1にはタイムアウト機能があり、クロックとデータのラインが長時間LOWに保持されると、これらのラインを自動的にリセットします。これによって、ホスト・プロセッサの介入を必要とせず、バスのロックアップ状況を回避できます。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
---|---|---|
LM73-Q1 | SOT (6) | 2.90mm×1.60mm |
日付 | 改訂内容 | 注 |
---|---|---|
2016年12月 | * | 初版 |