カテゴリ別の参照
コンポーネントの種類
各ディスプレイ チップセットは、DMD およびコントローラという 2 種類のコンポーネントで構成されています。また、大半の製品は、専用のパワー マネージメント IC (PMIC) も採用しています。
表示分解能
お客様の希望する解像度に基づいてチップセットを選択できます。
最終製品
お客様の希望する最終製品に基づいてチップセットを選択できます。
主なアプリケーションの概要
HD から 4K UHD に対応する各種 DLP Pico チップセットは、半導体照明を採用した、小型で高性能のスマート プロジェクタを実現します
モバイル スマート TV は、コンテンツをワイヤレスでストリーミングし、事実上あらゆる面に投射することができるコンパクトなデバイスです。家庭内で TV の代わりとなったり、ポータブル ディスプレイとして利用できます。両方のアプリケーションは、超短距離投射を活用して、ユニットまで数インチの表面に投影することができます。
- 最大 4K UHD の解像度
- 高い光効率を実現し、小型の製品で大画面を投影可能
- 投影機能をオフにすると、オンデマンド ディスプレイも非表示になる
- 半導体照明 (レーザーまたは LED) との互換性を確保
主なリソース
低消費電力の超小型 DLP Pico チップセットは、高輝度で高コントラストの拡張現実ディスプレイを実現
拡張現実 (AR) メガネとヘッドセットが使用するディスプレイ モジュールは、デジタル領域と物理領域の両方を融合する役割を果たします。これらのディスプレイ モジュールは、性能、サイズ、電力に関する厳しい要件を満たします。TI の DLP Pico 技術は、小型で高性能、低消費電力の AR ディスプレイ モジュールを可能にします。
- 高い光効率と小さい照明電力を両立しているので、電力バジェットの制約が厳しい状況でも、高輝度ディスプレイを実現可能
- 1000:1 超過のコントラスト比は 非常に透過性の高い背景の実現に貢献
- マイクロ秒 (μs) 単位で切り替えを行う高速デジタル マイクロミラーを採用し、最大 240Hz のフレーム レート、カラー シーケンシャル対応の高リフレッシュ レート、短いディスプレイ レイテンシを実現
主なリソース
小型で高輝度の DLP Pico ディスプレイは最大 1080p の解像度に対応し、家庭内の事実上あらゆる表面にオンデマンド スマート ディスプレイを投影できます
消費者がスマート ホーム ソリューションの採用を進めている現状で、スマート ディスプレイは家庭の一般的な設備になりつつあります。基本的なスマート スピーカがフィードバックの目的でオーディオを使用するのに対し、スマート ディスプレイは、使用方法を示すビデオ、レシピ、写真などのビジュアル コンテンツを表示し、ユーザーの使いやすさを補完します。DLP Pico 技術を採用したスマート ディスプレイは、事実上あらゆる場所に映像を投影できます。
- 高輝度ディスプレイの実現で、周囲光が明るい状況を克服可能
- 投影機能がオフのときは、非表示になるオンデマンド ディスプレイ
- あらゆる製品に対応できるコンパクトな光学ソリューション
- 家庭内の事実上あらゆる平面にあらゆる形状で表示可能
主なリソース
- スマート・スピーカの基礎:多くの設計トレードオフの比較考量 – ホワイト・ペーパー
- TI DLP® Pico™ Technology for Smart Displays – アプリケーション概要
対角サイズ 0.16 インチの低消費電力かつ高輝度の各種 DLP Pico DMD (デジタル マイクロミラー デバイス) は、家電製品向けの革新的なディスプレイ ソリューションを実現します
自社製品を差別化しようとする機器メーカーは、事実上あらゆる平面に画像を投影できるプロジェクション ディスプレイを検討する価値があります。小型で低消費電力の DLP Pico 技術を採用すると、照明やサーモスタットに加え、食器洗い機、換気扇フード、調理台、洗濯機 / 乾燥機などのさまざまな製品で、情報やスマート ホーム コンテンツを表示できます。
- あらゆる平面でのディスプレイ
- 高コントラスト、自由形状のディスプレイ
- 投影機能がオフのときは、非表示になるオンデマンド ディスプレイ
- 高い光学効率と低消費電力
主なリソース
WVGA と qHD に対応する高効率で超小型の各種 DLP Pico チップセットを採用すると、薄型で低消費電力のスマートフォン向けコンパニオン プロジェクタを製作できます
スマートフォン向けコンパニオン プロジェクタは、スマートフォンに接続して大画面を投影するための設計を採用した、ポケット サイズのデバイスです。ワイヤレスまたは USB Type-C のコネクティビティを活用し、家族や友人と共有できる視聴環境を、迅速かつ簡単に作り出すことができます。
- DLP Pico 技術を採用すると、ポケット サイズの大型スクリーンを実現可能
- DLP Intellibright™ アルゴリズムを採用すると、周囲光がさまざまに異なる環境に合わせて画像を最適化可能
- 複数の光学モジュール メーカーとシステム インテグレータが参加している、完成度の高いエコシステムが利用できるので、市場参入が容易
小型で高輝度の各種 DLP Pico ディスプレイは最大 1080p のフル HD 解像度に対応しているため、外出先で大画面環境を作り出せるバッテリ動作プロジェクタを実現できます
各種モバイル プロジェクタは小型のバッテリ動作製品であり、ノート PC、スマートフォン、ゲーム コンソールなど、ビデオ出力を搭載したさまざまなデバイスで、ポータブルな大画面ディスプレイを実現する目的で使用できます。これらの製品は、バックパックやポケットに収納できる小型サイズであると同時に、さまざまな表面に 70 インチ以上のディスプレイを投影できる強力な設計を採用しています。
- DLP Pico 技術には高い光学効率という特長があり、最大 1,500 ルーメンの輝度を出力できる低消費電力プロジェクタを実現可能
- 最大 1080p の解像度を、バッテリ動作の小型フォーム ファクタで実現
- 複数の光学モジュール メーカーとシステム インテグレータが参加している、完成度の高いエコシステムが利用できるので、市場参入が容易
TI の DLP Pico ディスプレイの特長
小さいサイズ、大きい画像
DLP テクノロジーの光学アーキテクチャと表示設計により、画像の大きさに比べて非常に小さいシステム サイズで実現できます。
優れた画質
DLP 製品は、世界各地のデジタル映画館の 10 館中 9 館が使用しているのと同じディスプレイ テクノロジーを土台とし、原色と高コントラストを特長とするディスプレイを実現できます。
低消費電力
高い光学効率と DLP IntelliBright 画像処理アルゴリズムは、特定の輝度を実現するのに必要な照明の消費電力低減に貢献します。
あらゆる平面でのディスプレイ
DLP Pico 技術を採用すると、鮮明な画像を事実上あらゆる平面に表示できます。必要に応じて大きな画像を生成できるうえ、電源をオフにすると画像も消えます。
DLP Pico 技術の概要
DLP Pico 技術の概要
DLP Pico テクノロジーを採用すると、高輝度かつ優れた画質で、電力効率の優れたディスプレイを、コンパクトなフォーム ファクタで実現できます。このテクノロジーは、ウルトラ モバイル対応と低消費電力を必要とする各種ディスプレイ アプリケーションと組み合わせて使用できるほか、自由形状でオンデマンドのディスプレイというニーズに対応します。
TI のテクノロジーの詳細については、DLP Labs の導入ビデオまたは「TI DLP ディスプレイ テクノロジーの導入」 ("Getting Started With TI DLP Display Technology":https://www.ti.com/lit/an/dlpa059h/dlpa059h.pdf) アプリケーション レポートをご覧ください。このビデオでは、DLP テクノロジーの活用を短期間で開始する方法の概要を解説しています。この資料は、ディスプレイ アプリケーションで DLP Pico テクノロジーを使用する方法を説明するほか、最適なチップセットの選定から設計やシステムの検討事項まで取り扱っています。
TI の DLP® ディスプレイ・テクノロジーを使用したシステムの開発 (Rev. H 翻訳版)
DLP System Design: Brightness Requirements and Tradeoffs (Rev. C)
システムの概要と評価
DLP Pico チップセットは、ブロック図に示すように、デジタル マイクロミラー デバイス (DMD)、コントローラ、パワー マネージメント IC (PMIC) を搭載しており、優れた画質、小型フォーム ファクタ、低消費電力、高い光学効率という利点を最大限に活用できます。
DLP テクノロジーを体験する最も簡単な方法は、評価基板 (EVM) を購入することです。この基板は、評価から製造への迅速な移行に役立ちます。TI の DLP2000 評価基板 (EVM) は、DLP Pico 技術を使用して設計を開始するための最も手ごろな方法です。
光学モジュールの統合
光学モジュールはコンパクトなアセンブリ部品であり、デジタル マイクロミラー デバイス (DMD)、照明、光学、関連機械部品などを搭載しています。開発中の設計に光学モジュールを統合するのに役立つ複数のオプションがあります。迅速に市場に投入するには、既製の DLP Pico 光学モジュールが最適な選択肢になることがあります。より複雑な設計の場合、光学モジュール メーカーとデザイン企業で構成された TI デベロッパー ネットワークからカスタム光学機器を入手することができます。
PCB Design Requirements for TI DLP Pico TRP Digital Micromirror Devices
How we designed a DMD for the smallest projection display applications
Creating a stunning smart display experience with DLP® Pico™ technology
設計と開発に役立つリソース
DLP® 製品サードパーティの検索ツール
お客様の設計ニーズを最適な方法で満たし、市場投入までの期間を短縮できるように、DLP® Products は、さまざまなサード・パーティーと連携します。これらのサード・パーティーは、光学モジュールやハードウェアの設計から、専用ソフトウェアやその他の量産サービスまで、あらゆる支援を行っています。以下に示す検索ツールの一方または両方をダウンロードすると、TI のサード・パーティー各社を手早く参照すること、またはお客様のニーズに適した特定の光学モジュールを見つけることができます。掲載されている各種製品、ソフトウェア、サービスの製造と管理を実施しているのは、TI (テキサス・インスツルメンツ) (...)
DLP Pico チップセット セレクション ガイド
技術リソース
DLP ラボ
DLP System Design: Brightness Requirements and Tradeoffs (Rev. C)
TI DLP® Products Messaging Requirements and Icons Guidelines (Rev. A)
新製品
DLP472TP (0.47 インチ、4K UHD) DMD 向け、DLP® PMIC (パワー マネージメント IC)
概算価格 (USD) 1ku | 10.57
6A 超の LED 駆動電流供給能力、DLPC8xxx コントローラ向けの PMIC/LED ドライバ
概算価格 (USD) 1ku | 16.02