TI は、機能安全対応、汎用、DDR (ダブル データ レート) メモリ向けなど、多様な PMIC を取り揃えています。これらの PMIC は、TI や他社の組込みプロセッサ、マイコン、特定用途向け IC、FPGA (フィールド プログラマブル ゲート アレイ) の多様な電源要件への適合に役立ちます。ソリューション サイズの小型化や部品表 (BOM) コストの削減から、電圧モニタ、ウォッチドッグ タイマ、組込みシステム向けモジュール、機能安全資料などの総合的な安全性機能に至るまで、TI の各種 PMIC は車載と産業用の各アプリケーションで ASIL (車載セーフティ インテグリティ レベル) と SIL (セーフティ インテグリティ レベル) の各定格を達成するのに役立ちます。
カテゴリ別の参照
電力供給先に基づいて PMIC を検索
マイコン
統合型 PMIC を採用すると、マイコン (MCU) やコンパニオン ペリフェラル、メモリ、入出力、センサなどに電力を供給するシングルチップ ソリューションを実現できます。
カメラ センサ
PoC (同軸ケーブル経由の電力伝送) または自動車のバッテリからの入力電圧で動作し、プロセッサを使用しない、リモート カメラ向けの低ノイズ PMIC。
プロセッサ、FPGA、マイコン、センサ向けのソリューション
開発中の SoC (システム オン チップ) に電力を供給する適切な PMIC を検索し、リファレンス デザインを活用すると、設計をすぐに開始できます。TI、AMD (旧 Xilinx)、NXP、他のサプライヤが提供する各種 SoC に適した電源ソリューションをご確認ください。
設計と開発に役立つリソース
計算ツール
PMIC Efficiency Estimator Tool (PEET)
PMIC Efficiency Estimator Tool (PEET GUI、PMIC 効率推定ツール) は、開発中の設計条件を基準として、PMIC の DC/DC レギュレータの効率を容易に評価するために使用できるグラフィカル・ユーザー・インターフェイス (GUI) です。PEET GUI を使用して各 DC/DC レギュレータを個別に構成し、効率と消費電力のリアルタイム・データをグラフィカル形式と表形式の両方で表示することができます。
設計ツール
PMIC、アプリケーション プロセッサ、多様なインターフェイスを搭載したサード パーティーのデモ ボード
設計用のハードウェアとシステム オン モジュール (SOM) ボードは、他の SoC ベンダのアプリケーション プロセッサに電力を供給する場合の PMIC の性能を提示します。これらのボードは TI のサード パーティー パートナーから入手でき、設計をすぐに開始し、開発期間を短縮するのに役立ちます。
TI の PMIC を選択する理由
機能安全準拠デバイスで構成された幅広い製品ラインアップ
TI には機能安全に関する 10 年以上の専門知識があり、品質管理製品から ASIL D 準拠の PMIC に至るまで、幅広くスケーラブルな製品ラインアップを取り揃えています。
ソフトウェア ドライバと開発ツール
お客様のソフトウェア環境に簡単に統合できる設計を採用した、Linux® 向けと RTOS 向けのソフトウェア ドライバを使用し、設計を完成させることができます。TI は、PMIC (パワー マネージメント IC) 構成の設定値の試行と評価を行うための GUI を提供しています。
組込みシステム向けデモ ボード
拡大を続ける TI の SoC (システム オン チップ) リファレンス デザイン カタログを活用すると、設計を開始できます。これらのリファレンス デザインは、接続ブロック図から、包括的で検証済みのハードウェア、ソフトウェア、設計ファイルに至るまで多岐にわたります。
電源のトレンド
電力密度
PMIC を使用すると、効率や放熱性能を犠牲にせずにレイアウトを最適化できます。構成可能なソリューションとスケーラブルなソリューションのどちらも、TI の高効率 PMIC を使用すると、部品点数の低減を通じてシステムの複雑さを軽減できます。FPGA やプロセッサなどの大電流デジタル負荷に電力を供給する場合、高密度 PMIC をご検討ください。TI のプロセッサ関連ツールを使用すると、FPGA やプロセッサに電力を供給するための最適なデバイスを検索できます。
アプリケーション概要
The Benefits of FlexPower PMIC Devices (Rev. B)
産業用と車載の各プロセッサの消費電力要件は毎年進化しており、システムへの適応能力と高性能化に関する要求は増加を続けています。TI の各種マルチフェーズ PMIC を採用すると、適応能力が高く信頼性の高いソリューションを実現できます。
アプリケーション概要
TPS650330-Q1 Powering multiple Image Sensors with the same Power Management IC
車載アプリケーションで複数のイメージ センサ採用が主流になりつつあります。車載カメラ モジュールを設計する場合、熱、サイズ、性能がいずれも重要です。この資料は、TI の各種 PMIC を使用してこれらの課題を解決する方法の概要を解説します。
電力密度 に関する主な製品
低 EMI
EMI 軽減は、多くの電源設計の主要な課題です。業界をリードする TI のスペクトラム拡散テクノロジーは、広い周波数範囲にわたってエネルギーを拡散する方法で EMI を低減し、設計期間の短縮や、必要に応じて必須の CISPR 規格への準拠に貢献します。
アプリケーション・ノート
High-Performance CMOS Image Sensor Power Supply in Industrial Camera and Vision (Rev. A)
この資料が提示する各種ソリューションは、ファクトリ オートメーションと制御の各アプリケーションに適した、産業用マシン ビジョン カメラやビジョン センサ向けの高性能 CMOS イメージ センサに電力を供給します。
アプリケーション・ノート
Passing CISPR-25 Radiated and Conduction Emissions Using the TPS65033x-Q1 (Rev. A)
このアプリケーション レポートは、車載カメラ アプリケーション向けに TPS650330-Q1 を使用して CISPR 25 の伝導型電磁波と放射型電磁波のテストを実行した結果の概要を提示します。
低 EMI に関する主な製品
低ノイズと高精度
DC/DC レギュレータの性質上、スイッチング周波数を基本周波数とするリップル ノイズが発生します。TI の低ノイズ PMIC は、効率に大きな影響を及ぼさずにスイッチング周波数を引き上げる方法で、ノイズに敏感なアプリケーション向けに、(特に関心のある帯域で) ノイズの少ない電源を実現します。TI の高性能マルチフェーズ レギュレータは、負荷過渡が発生したときでも高精密の出力電圧精度を維持します。リップル、ノイズ、負荷過渡の要件は、アプリケーションや使用事例によって異なります。
技術記事
Improving industrial radar RF performance with low-noise, thermal-optimized power
離れた場所にある物体をセンスしてデータを伝達するには、レーダー システムの低ノイズと放熱特性が重要です。各種 PMIC を採用すると、厳格なリップル仕様への対応、放熱特性の最適化、機能安全ニーズへの対応が容易になります。
ユーザー・ガイド
Power Supply Design for xWR Radar Using LP87702K-Q1 (Rev. A)
この資料は、LP87702K-Q1 PMIC を使用する各種アプリケーションに適した、TI の車載 / 産業用ミリ波レーダー センサで使用できる電源ソリューションの概要を解説します。
低ノイズと高精度 に関する主な製品
主なアプリケーションの概要
車載用レーダー
TI の各種高性能 PMIC を採用すると、車載レーダー システムで必要なノイズと機能安全の厳格な要件を満たすことが可能
ハイブリッド、電動、パワートレイン システム
TI は、入力電圧範囲の広い各種 PMIC を、高いスケーラビリティ (多様な電圧と電流などに対応) で取り揃えており、これらを採用すると、高効率と小型ソリューション サイズを実現すると同時に、厳格な機能安全要件を満たし、自動車の電動化を推進することが可能
車載用カメラ
効率的で電力密度の高い各種 PMIC で構成された TI の選択肢を活用すると、多様なイメージ センサと車載 SoC に電力を供給可能
ファクトリ オートメーション / 制御
事前プログラム済みまたはユーザー プログラマブル (設定可能) な TI の各種 PMIC オプションを使用すると、フレキシブルで効率的なファクトリ オートメーション アプリケーションを設計可能
ADAS ドメイン コントローラ
電圧、電流、シーケンシング、監視、ASIL D/B の各機能安全に関する要件を満たす、高度にプログラマブルでスケーラブルな PMIC を採用すると、ADAS ドメイン コントローラ内の高性能 SoC に電力を供給可能
インフォテインメント / クラスタ
高度な構成が可能な TI の PMIC を採用すると、インフォテインメントやクラスタの高度なシステム設計の最適化、電力効率の最大化、SoC (システム オン チップ) のシームレスな統合を実現可能
TI の各種高性能 PMIC を採用すると、車載レーダー システムで必要なノイズと機能安全の厳格な要件を満たすことが可能
TI の各種低ノイズ PMIC は、効率に大きな影響を及ぼさずにスイッチング周波数を引き上げる方法で、ノイズに敏感なレーダー アプリケーション向けに、(特に関心のある帯域で) ノイズの少ない電源を実現します。
利点：
- 高いスイッチング周波数を採用すると同時に、システム内にフィルタやフェライトを配置する必要がないので、BOM (部品表) とソリューション サイズを確実に最小化すると同時に、最善の負荷過渡特性を実現
- 過渡、監視、ノイズ、リップルに関する要件を引き下げたうえで、TI の各種ミリ波レーダー センサを組み合わせ、互換性と最善の性能を保証
- ISO26262 の機能安全をサポートし、ASIL-D までのシステムに対応する各種監視機能を内蔵
主なリソース
最終製品 / サブシステム
リファレンス・デザイン
- TIDEP-01027 – ハイエンド・コーナー・レーダーのリファレンス・デザイン
製品
- LP87725-Q1 – 車載、レーダー MMIC (モノリシック マイクロ波 IC) 向け、3 個の 3A 低ノイズ降圧コンバータと I/O LDO とロード スイッチを搭載した PMIC (パワー マネージメント IC)
- LP87745-Q1 – 車載、レーダー MMIC (モノリシック マイクロ波 IC) 向け、3A 低ノイズ降圧コンバータと IO LDO と 5V 昇圧コンバータの合計 3 個を搭載した PMIC
- LP87524J-Q1 – AWR と IWR の各 MMIC (ミリ波 IC) 向け、マルチフェーズ、4MHz、4A/1.0V + 2.5A/1.8V + 1.5A/3.3V + 1.5A/1.2V、降圧コンバータ
技術資料
TI は、入力電圧範囲の広い各種 PMIC を、高いスケーラビリティ (多様な電圧と電流などに対応) で取り揃えており、これらを採用すると、高効率と小型ソリューション サイズを実現すると同時に、厳格な機能安全要件を満たし、自動車の電動化を推進することが可能
入力電圧範囲の広い TI の各種 PMIC は、安全性、ソリューション サイズ、コストを犠牲にせずに、自動車の電動化に必要なフレキシブルな出力電力を供給します。
利点：
- カスタマイズ済みの各種 PMIC ソリューションと設計ツールの活用で、TI または他社のセーフティー マイコン向け電源の設計を簡素化可能
- ISO26262 の機能安全をサポートし、ASIL-D までのシステムに対応する監視と保護の各種機能を内蔵
- フレキシブルな出力電力を供給し、低コスト、少ない BOM (部品表)、小型ソリューション サイズの実現に貢献
- グレード 1 とグレード 0 のバージョンが利用可能
- 外部保護機能なしで、ECU 外部にあるセンサとの接続をサポート
- AUTOSAR のサポートが利用可能
主なリソース
最終製品 / サブシステム
製品
- TPS653854A-Q1 – マイコン向け、500mA の I/O レールと回転カウンタ搭載、ISO26262 ASIL-D、マルチレール電源
- TPS65381A-Q1 – セーフティ アプリケーションのマイコン向けマルチレール電源 (PMIC)
ハードウェア開発
- TPS653850EVM – 車載マイコン向けマルチレール電源の評価モジュール
- TPS653853EVM – マイコン向け、操舵角モニタ付きマルチレール電源の評価モジュール
- TMDSCNCD263P – AM263Px Arm® ベース マイコン向け、汎用 controlCARD 開発キット
効率的で電力密度の高い各種 PMIC で構成された TI の選択肢を活用すると、多様なイメージ センサと車載 SoC に電力を供給可能
車両の自律性を実現する ADAS テクノロジーの進化に伴い、サイズの小型化、電力密度の向上、機能安全の必要性が増しています。TI の高集積 PMIC は、小型ソリューション サイズの実現と、SoC (システム オン チップ) の厳格な性能要件の達成に役立ちます。
利点：
- 中電圧入力範囲 (VIN) に対応できるため、PoC (同軸ケーブル経由での電力供給) 入力に適したシングルチップ電源ソリューションを実現可能
- ISO26262 の機能安全をサポートし、ASIL B までのシステムに対応する各種監視機能を内蔵
- イメージャ向け電源やリモート カメラ モジュールに適した低ノイズ LDO
- 車載 SoC 向けに、負荷過渡全体にわたって、DC、AC、監視の精度を ±3% 以内に維持
主なリソース
最終製品 / サブシステム
リファレンス・デザイン
- TIDA-050035 – カメラ PMIC 搭載、スケーラブルな車載 2MP カメラ モジュールのリファレンス デザイン
製品
- TPS650330-Q1 – 車載、カメラ モジュール向け、3 個の降圧コンバータと 1 個の LDO レギュレータ搭載、18V 1.5A PMIC (パワー マネージメント IC)
- TPS650350-Q1 – カメラ モジュール向け、3 個の降圧コンバータと 1 個の LDO 搭載、18V PMIC (パワー マネージメント IC)
- TPS6594-Q1 – 車載、5 個の降圧レギュレータと 4 個の低ドロップアウト (LDO) レギュレータ搭載、2.8V ～ 5.5V、パワー マネージメント IC (PMIC)
ハードウェア開発
- TPS650330Q1EVM – TPS650330-Q1 車載カメラ・モジュール向け PMIC の評価モジュール
技術資料
事前プログラム済みまたはユーザー プログラマブル (設定可能) な TI の各種 PMIC オプションを使用すると、フレキシブルで効率的なファクトリ オートメーション アプリケーションを設計可能
フル統合型でフレキシブルな TI の各種 PMIC は、4 本から 14 本以上のレールを必要とする多様な産業用システムで、電源を最適化するビルディング ブロックとして活用できます。
利点：
- 監視とシーケンシングの各機能を内蔵し、高いスイッチング周波数を採用しているので、外付け部品点数を最小限に抑え、BOM (部品表) のサイズ低減とコスト削減を実現することができます。
- 複数のユーザー プログラマブル (設定可能) オプションを採用しているので、シーケンシング、出力電圧、監視スレッショルド、GPIO に関する PMIC の各種制御を迅速かつカスタマイズ可能な方法で更新し、カタログ掲載 (標準品) の各種プロセッサや FPGA に電力を供給することができます。
- TI と他社の多様な SoC 向けに検証済みの各種リファレンス デザインを採用すると、プラグ アンド プレイ ソリューションを実現可能
主なリソース
最終製品 / サブシステム
リファレンス・デザイン
- TIDA-050043 – Integrated power supply reference design for NXP i.MX 6ULL processor
- TIDA-050038 – NXP の i.MX 8M mini プロセッサ向け統合型電源のリファレンス デザイン
製品
- TPS6521815 – 6 個の DC/DC、1 個の LDO、3 個のロード・スイッチ搭載、ユーザー・プログラマブル・パワー・マネージメント IC (PMIC)
- TPS65216 – Arm® Cortex™-A8/A9 SOC / FPGA 向け統合型パワー・マネージメント（PMIC）
- LP8733 – デュアル大電流降圧コンバータとデュアル・リニア・レギュレータ
ハードウェア開発
- VVDN-3P-SOM – TI の PMIC、NXP アプリケーション・プロセッサ、およびさまざまなインターフェイスを統合したフル機能の SOM ボード
技術資料
- Powering AMIC110, AMIC120, AM335x, and AM437x with TPS65216 – ユーザー・ガイド
- AM335x PMIC Selection Guide (Rev. A) – アプリケーション・ノート
電圧、電流、シーケンシング、監視、ASIL D/B の各機能安全に関する要件を満たす、高度にプログラマブルでスケーラブルな PMIC を採用すると、ADAS ドメイン コントローラ内の高性能 SoC に電力を供給可能
ADAS (先進運転支援システム) ドメイン コントローラなどの ADAS システムに電力を供給するには、プロセッサとペリフェラルの電源要件に加えて機能安全要件を満たすために、複数の降圧回路と LDO を搭載した PMIC (パワー マネージメント IC) がプログラマビリティに対応 (プログラミングや設定が可能) している必要があります。
TI の PMIC の利点：
- 複数の PMIC のスタック構成に対応する各種 PMIC で構成された幅広い製品ラインアップは、大規模な SoC やペリフェラルに電力を供給
- ASIL-B、ASIL-C、ASIL-D の各機能安全に対応する各種 PMIC
- 電圧、シーケンシング、監視に関するシステムのさまざまな要件を満たすプログラマブル NVM (不揮発性メモリ)
- TI のプロセッサと、Mobileye、Horizon Robotics、Renesas など TI 以外の各社 SoC で実績のある複数のリファレンス デザインです。
主なリソース
最終製品 / サブシステム
リファレンス・デザイン
- TIDEP-01020 – Automotive domain controller for gateway, assisted and automated driving systems reference design
製品
- TPS6594-Q1 – 車載、5 個の降圧レギュレータと 4 個の低ドロップアウト (LDO) レギュレータ搭載、2.8V ～ 5.5V、パワー マネージメント IC (PMIC)
- LP8764-Q1 – 車載 SoC 向け、4 個の 5A 出力、または 1 個の 20A 出力を供給するマルチフェーズ降圧コンバータ PMIC
- TPS65224-Q1 – 最大で ASIL B に対応、ADAS プロセッサ向け、4 個の降圧コンバータと 3 個の LDO を搭載した 5.5V PMIC (パワー マネージメント IC)
ハードウェア開発
- TPS6594EVM – 車載対応、2.8V～5.5V、5 個の降圧と 4 個の LDO 電源管理 IC (PMIC) の EVM (評価基板)
- J721EXCPXEVM – 各種 Jacinto™ 7 プロセッサ向け、共通プロセッサ ボード
- J784S4XEVM – TDA4AP-Q1、TDA4VP-Q1、TDA4AH-Q1、TDA4VH-Q1 の 各 SoC 遠距離場分析システム向け評価基板
技術資料
高度な構成が可能な TI の PMIC を採用すると、インフォテインメントやクラスタの高度なシステム設計の最適化、電力効率の最大化、SoC (システム オン チップ) のシームレスな統合を実現可能
インフォテインメント製品は、複雑さが増すと同時に、対話型への対応も進んでいます。これらの製品はリアルタイム診断機能や魅力的なディスプレイを採用していることが多く、車内環境の向上に貢献します。TI の各種 PMIC (パワー マネーコメント IC) には、小型、高信頼性、高度な構成が可能という特長があります。開発中システムでこれらの製品を採用すると、最小のオーバーヘッドと最大の電力効率を達成する最適化済み電源を設計しやすくなります。
利点：
- 電源シーケンシング機能とマルチフェーズ対応を通じて、出力電圧を包括的に構成可能
- 動的な電圧スケーリングと、低静止電流 (IQ) に加え、PFM (パルス周波数変調) と PWM (パルス幅変調) の各モードを搭載した内蔵スイッチング レギュレータは、広い IOUT (出力電流) 範囲にわたって高効率を実現
- 出力電圧と出力電流に対する信頼性の高い監視機能を通じて障害を軽減
主なリソース
最終製品 / サブシステム
製品
- TPS65219-Q1 – 車載対応、ARM® Cortex®-A53 プロセッサ向け、パワー マネージメント IC (PMIC)
- LP8733-Q1 – 車載向け、デュアル 3A 降圧コンバータとデュアル・リニア・レギュレータ
- LP87565-Q1 – 車載、複数のスイッチ内蔵、マルチフェーズ、デュアル、8A、降圧コンバータ
ハードウェア開発
- TPS65219EVM – TPS65219 2.5V ～ 5.5V、3 個の降圧回路と 4 個の LDO を搭載したパワー マネージメントIC (PMIC) の評価基板
- LP87330Q1EVM – LP873300-Q1 I²C で構成可能なデュアル大電流降圧コンバータ / デュアル・リニア・レギュレータの EVM
- LP87565Q1EVM – 複数スイッチ内蔵、デュアル出力、8A + 8A 降圧コンバータの評価モジュール
技術資料
- TPS65219 PMIC による AM62x への電力供給 (Rev. B 翻訳版) – アプリケーション・ノート
- Three Methods to Power Automotive Infotainment and Cluster Designs – アプリケーション・ノート
技術リソース
ビデオ・シリーズ
DIY PMIC トレーニング ビデオ
DIY PMIC トレーニング ビデオでは、DIY (開発ユーザーが構成できる) PMIC とユーザー プログラマブル PMIC の概念、PMIC の使用方法とプログラム (設定) 方法、このトレーニングで使用するデバイスに関連する資料の例を提示します。
関連資料
DIY PMIC
TI の新しい quot;DIYquot; PMIC を使用すると、開発中のシステムに適した各種統合型電源ソリューションをお客様の手で自由にカスタマイズできます。量産プログラミング サービスの検討を開始するために、Arrow 社のプログラミング サービスにアクセスできます。
関連資料
AMD (旧 Xilinx) の電源パートナー
TI は AMD (旧 Xilinx) と密接に連携し、AMD (旧 Xilinx) の多様な電源仕様に対応できる設計を採用したさまざまな検証済み電源ソリューションを開発しています。