LAUNCHXL2-RM57L の特徴
- USB 電源で動作し、外部 5v 電源での動作にも対応
- オンボードの USB XDS_ICDIc2 JTAG デバッグ
- IEEE 1588 高精度時間のイーサネット PHY である DP83630
- オンボードの SCI-PC 間シリアル通信
- ユーザー・プログラマブル・プッシュ・ボタン
- リセット・スイッチ
- LED とアナログ入力
- 2 個の 40 ピン・ブースタパック XL ヘッダー(1 個は未実装)
- いっそうの機能拡張を実現するパラレル・ポート(EMIF、RTP、DMM)用の複数の高密度コネクタ
- すべてのマイコン・ピンを引き出すプロトタイピング・ヘッダー(未実装)用のスペース
- 14 ピン TI-JTAG ヘッダー(未実装)経由の外部高速エミュレーション
LAUNCHXL2-RM57L に関する概要
Hercules™ RM57Lx Launchpad™ 開発キットは、最高性能の Hercules マイコンである RM57L843 を土台にしています。このマイコンは、ロックステップ動作のキャッシュ付き 330MHz ARM® Cortex®-R5F をベースとする RM シリーズのマイコンです。Hercules マイコンは、IEC 61508 に準拠する、産業用と医療用の機能安全アプリケーションの開発を支援するための設計を採用しています。
この LaunchPad は IEEE 1588 高精度時間のイーサネット PHY である DP83630 などのコネクティビティ・オプションを搭載しており、標準的なブースタパック・ヘッダに加えて、マイコンのパラレル・インターフェイスである EMIF、RTP、DMM 用の高密度コネクタを使用し、FPGA または外部 SRAM に対応するため機能をいっそう拡張しています。
RM57Lx マイコンは、CPU のキャッシュと他のメモリを対象にした ECC 保護など多くの診断機能と、2 個の 12 ビット ADC、プログラマブルなハイエンド・タイマ、モーター制御ペリフェラル (eQEP、eCAP、ePWM)、イーサネット、MibSPI、EMIF、および多くのシリアル通信インターフェイスなどの豊富なペリフェラル・セットを内蔵しています。
この LaunchPad には、Hercules セーフティ・マイコン・デモが事前プログラミングされており、Hercules マイコン・プラットフォームの主要な安全機能、データ・アクイジション機能、および制御機能について簡単に学ぶことができます。
LaunchPad 開発キット全般、サポート対象のブースタパック、使用可能なリソースの詳細については、https://www.tij.co.jp/ja-jp/design-resources/embedded-development/hardware-kits-boards.html をご覧ください。LAUNCHXL2-RM57L Wiki (英語) にアクセスすると、lwIP を使用するイーサネット・コネクティビティなどのソフトウェア・ダウンロードと、他のリソースを参照できます。ブースタパック・プラグイン・モジュールを使用すると、使用中の LaunchPad 開発キットでさまざまなアプリケーションを検討できます。