PCA9539
- 低いスタンバイ時消費電流:1µA 以下
- I2C からパラレル・ポートへのエクスパンダ
- オープン・ドレインのアクティブ LOW 割り込み出力
- アクティブ LOW のリセット入力
- 5V 許容の I/O ポート
- ほとんどのマイクロコントローラと互換
- 400kHz の高速 I2C バス
- 極性反転レジスタ
- 2 本のハードウェア・アドレス・ピンにより、4 つまでのデバイスをアドレス指定可能
- 大電流の駆動能力を持つラッチ付き出力により、LED を直接駆動
- JESD 78、Class II 準拠で 100mA 超のラッチアップ性能
- JESD 22 を超える ESD 保護
- 2000V、人体モデル (A114-A)
- 1000V、デバイス帯電モデル (C101)
システム・マスタは、タイムアウトまたはその他の不適切な動作の場合、RESET 入力を LOW にアサートすることで PCA9539 をリセットできます。パワーオン・リセットにより、レジスタはデフォルト状態に戻り、I2C/SMBus ステート・マシンが初期化されます。RESET をアサートしても同じリセットと初期化が行われ、デバイスの電源はオフになりません。
PCA9539 のオープン・ドレイン割り込み (INT) 出力は、いずれかの入力の状態が、対応する入力ポート・レジスタの状態と異なっている場合にアクティブになるため、入力状態が変化したことをシステム・マスタに示すために使用されます。
INT はマイクロコントローラの割り込み入力に接続できます。この配線で割り込み信号を送ることでリモート I/O は、I2C バス経由で通信しなくてもポート上に受信データが存在するかどうかをマイクロコントローラに通知できます。そのため、PCA9539 はシンプル・スレーブ・デバイスとして機能できます。
本デバイスの出力 (ラッチ付き) は大電流駆動能力を備えているため、LED を直接駆動できます。本デバイスは低消費電流です。
PCA9539 は、内部 I/O プルアップ抵抗が除去されていること、A2 が RESET に置き換わっていること、アドレス範囲が異なることを除いて PCA9555 と同じです。内部 I/O プルアップ抵抗の除去により、I/O を LOW に保持する際の消費電力が大幅に低減されています。
2 本のハードウェア・ピン (A0、A1) を使って固定 I2C アドレスをプログラムおよび変更することで、最大 4 つのデバイスが同じ I2C バスまたは SMBus を共有できます。
技術資料
設計および開発
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I2C-DESIGNER — I2C designer tool
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA は DesignSoft (...)
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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SOIC (DW) | 24 | Ultra Librarian |
SSOP (DB) | 24 | Ultra Librarian |
SSOP (DBQ) | 24 | Ultra Librarian |
TSSOP (PW) | 24 | Ultra Librarian |
TVSOP (DGV) | 24 | Ultra Librarian |
VQFN (RGE) | 24 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。