SN65176B
- 双方向トランシーバ
- ANSI 規格 TIA/EIA-422-B および TIA/EIA-485-A と ITU 勧告 V.11 および X.27 の要件に適合
- ノイズの多い環境の、 長いバス・ラインでのマルチポイントの伝送用に設計
- 3 ステートのドライバ / レシーバ出力
- 個別のドライバ / レシーバ・イネーブル
- 広い正および負の入力 / 出力バス電圧範囲
- ±60mA の最大ドライバ出力能力
- サーマル・シャットダウン保護機能
- ドライバの正 / 負電流制限
- 12kΩ のレシーバ最小入力インピーダンス
- ±200mV のレシーバ入力感度
- 50mV (標準値) のレシーバ入力ヒステリシス
- 5V 単一電源で動作
SN65176B および SN75176B 差動バス・トランシーバは、マルチポイント・バス伝送線路での双方向データ通信を目的として設計されています。これらのデバイスは平衡伝送線路用に設計されており、ANSI 規格 TIA/EIA-422-B および TIA/EIA-485-A、ITU 勧告 V.11 および X.27 に適合しています。
SN65176B および SN75176B デバイスは、3 ステート差動ライン・ドライバと差動入力ライン・レシーバを統合しており、どちらも 5V 単一電源で動作します。ドライバとレシーバはそれぞれアクティブ HIGH、アクティブ LOW のイネーブルを備えており、それらのイネーブルを外部で互いに接続することで、方向制御として機能させることができます。ドライバの差動出力とレシーバの差動入力は、差動入出力 (I/O) バス・ポートを構成するように内部で接続されています。これらのポートは、ドライバがディセーブルされている場合、または VCC = 0 の場合、バスへの負荷を最小化するように設計されています。これらのポートは広い正負の同相電圧範囲を持っているため、本デバイスはパーティライン・アプリケーションに適しています。
ドライバは、最大 60mA のシンクまたはソース電流に対応するように設計されています。ドライバは、ライン・フォルト状態からの保護のために正と負の電流制限とサーマル・シャットダウンを備えています。サーマル・シャットダウンは、約 150℃の接合部温度でトリガされるように設計されています。レシーバの最小入力インピーダンスは 12kΩ、入力感度は ±200mV、入力ヒステリシスは 50mV (標準値) です。
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
* | データシート | SNx5176B 差動バス・トランシーバ データシート (Rev. H 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.H) | PDF | HTML | 2022年 3月 2日 |
EVM ユーザー ガイド (英語) | RS-485 Half-Duplex EVM User's Guide (Rev. C) | PDF | HTML | 2021年 9月 1日 |
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
RS485-HF-DPLX-EVM — RS-485 半二重評価モジュール
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA は DesignSoft (...)
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
---|---|---|
PDIP (P) | 8 | Ultra Librarian |
SOIC (D) | 8 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。