MSP432-DEBUGGERS

MSP432 マイコンは、TI やサード・パーティー・ベンダのさまざまなデバッガとの組み合わせで動作します。

• テキサス・インスツルメンツ：
  
  • XDS100v2:
    • Spectrum Digital XDS100v2 は、TI のプロセッサを対象とする XDS100 デバッグ・プローブ (エミュレータ) ファミリの第 2 世代です。XDS100 ファミリの特長は、XDS デバッグ・プローブ・ファミリ全体の中で最小コストであると同時に、従来型の JTAG 規格 (IEEE1149.1) をサポートしていることです。また、すべての XDS デバッグ・プローブは、ETB（Embedded Trace Buffer、組込みトレース・バッファ）搭載のすべての ARM と DSP プロセッサに対し、コア・トレースとシステム・トレースをサポートしています。
  • XDS200：
    • Spectrum Digital XDS200 は、TI のプロセッサを対象とする XDS200 デバッグ・プローブ (エミュレータ) ファミリのうち最初のモデルです。XDS200 ファミリは、超低コストの XDS100 と高性能の XDS560v2 の間で、低コストと良好な性能のバランスを重視しています。また、すべての XDS デバッグ・プローブは、ETB（Embedded Trace Buffer、組込みトレース・バッファ）搭載のすべての ARM と DSP プロセッサに対し、コア・トレースとシステム・トレースをサポートしています。
  • XDS560vs（USB とイーサネット対応のデバッグ・プローブ、USB 対応のデバッグ・プローブ）：
    • XDS560v2 システム・トレースは、TI のプロセッサを対象とする XDS560v2 高性能デバッグ・プローブ (エミュレータ) ファミリのうち最初のモデルです。XDS560v2 は、XDS デバッグ・プローブ・ファミリの中で最高の性能を提供し、従来型の JTAG 規格（IEEE1149.1）と、cJTAG（IEEE1149.7）の両方をサポートしています。
• IAR-IJet：
  • I-jet は、JTAG と SWD/SWO を経由する高速なデバッグ・プラットフォームを実現します。この製品はターゲットの消費電力を高精度で測定し、IAR Embedded Workbench 環境で Power debugging (電力関連のデバッグ機能) を実行可能にします。I-jet は、すべての ARM コアと ARM-Cortex コアをサポートしています。
• Keil デバッガ（ULINK2、ULINKpro）：
  • ULINK2 および ULINKpro を MDK Version 5 と組み合わせると、Cortex-M デバイス向けに優れたデバッグ機能を実現できます。プロセッサの最高速度での動作時に、プロセッサの制御、ブレークポイントの設定、メモリ内容の読み書き制御を実行できます。
• SEGGER J-Link (各種プローブが付属)：
  • 最大 3MB/s という RAM へのダウンロード速度に、従来製品を上回る複数のフラッシュローダと、マイコンのフラッシュ・メモリ内で数の制限なくブレークポイントを設定できる能力を組み合わせた結果、デバッグとフラッシュへのプログラミング (書き込み) 環境を最適化するうえで、J-Link デバッグ・プローブは確実に最高クラスの選択肢になっています。IAR EWARM、CCS (Code Composer Studio)、および Keil µVision が J-Link をサポートしています。

特長

Arm Cortex-M4 マイコン