TIDA-00174
リファレンス・デザイン:絶縁 IGBT ゲート・ドライブ Fly-Buck™ 電源、4 出力付き
TIDA-00174
概要
TIDA-00174 リファレンス・デザインは、IGBT ゲート・ドライブ・バイアス用の 4 出力絶縁型 Fly-Buck 電源です。100mA の出力電流能力で、2 セット(+16V、-9V)の電圧出力を生成します。正と負のバイアス電圧は、ハイパワー IGBT ゲート・ドライバに電力を供給する目的で使用するもので、このデザインは IGBT のドライブのサポートに適しています。
この Fly-Buck デザインでは、7.5 ~ 100V の広い Vin を受け入れ、600mA を供給し、コンスタント・オンタイム(COT)を実現する同期整流・降圧レギュレータである LM5017を採用しています。設計が簡単で、コスト効率の優れた絶縁型電源ソリューションを実現します。Fly-Buck には 1 次側レギュレーションという性質があり、他の開ループ・トポロジーや補助巻線フィードバック・トポロジーより良好なレギュレーションと、良好なライン応答/負荷応答を達成します。緩やかに安定化した 24V 入力(±20%)で動作させることができます。このボードには、プラグイン・ヘッダー・ピンが実装されており、C2000 HV インバータ・キットとの互換性があります。
特長
- IGBT ゲート・ドライブへのバイアス供給用 Fly-Buck 電源、光カプラや補助巻線フィードバック不要の 1 次側レギュレーション
- 絶縁型の正と負の電圧レールを 2 組供給し、2 個の IGBT へのバイアス供給に最適
- IGBT ドライバごとに 2 つの出力電圧(+16V、-9V)で、それぞれが 100mA を供給し、2.5W 出力
- 安定化されていない 24V±20% の入力を受け入れて動作
- 87% のピーク効率、<55mV の出力リップル
- このデザインは、C2000 HV インバータ・キットとの互換性があり、そのキットとの組み合わせもテスト済み
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRA00.PDF (418 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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アプリケーション・ノート | IGBTゲート・ドライバの電源は最適化されていますか? | 英語版 | 2016年 4月 8日 | |||
アプリケーション・ノート | 産業用ドライブにおけるIGBTゲート・ドライバ用電源トポロジの分析 | 英語版 | 2016年 2月 17日 | |||
設計ガイド | Isolated IGBT Gate-Drive Fly Buck Power Supply With 4 Outputs (TIDA-00174) | 2014年 8月 5日 |