TIDA-00498
信号処理サブシステム、および、電流入力ベースのセルフ電源、ブレーカー・アプリケーション用(ACB/MCCB)
TIDA-00498
概要
TIDA-00498 は、サーキット・ブレーカで使用される電子式トリップ・ユニット(ETU)に最適な信号処理フロント・エンドとセルフ・パワー・ブロックを搭載したリファレンス・デザインです。 FRAM ベース・マイコンが、3 相、ニュートラル、グランドの各電流に対応するシグナル・コンディショニング・アンプからの電流入力を処理します。位相電流測定のため、2 つのゲインを使用し、範囲を拡張しています。
このリファレンス・デザインは、整流電流入力からのセルフ・パワーも可能にします。TIDA-00498 は、高速で反復可能トリッピング(30ms 以内)を実現し、広い電流 / 温度範囲に対応します。
特長
- 3 つの電流(3 相)を測定する場合の入力範囲は 0.2 ~ 12A(公称)、また 2 つの電流(ニュートラルとグランド)を測定する場合の入力範囲は 0.05 ~ 2A(公称)で、精度は ±3%
- TI の MSP430™ FRAM マイコンを使用して高速スタートアップを実現し、1 サイクルの RMS 計算を含むスタートアップ時間は 30ms 未満
- パワーアップ後に約 200μs のリセット時間を実現する低電圧センス機能
- セルフ・パワー電源(整流電流入力をベースとする)と、MOSFET ベースのシャント・レギュレーション
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRGA6.PDF (257 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
MSP430 マイコン
MSP430FR5969 — 64KB FRAM と 2KB SRAM と AES と 12 ビット ADC とコンパレータと DMA と UART/SPI/I2C とタイマ搭載、16MHz マイコン
データシート: PDF | HTML技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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設計ガイド | ACB/MCCBで使用される電子トリップ・ユニット用の信号処理フロントエンド | 英語版 | 2017年 5月 26日 |