TIDA-010940
単相、シャント e メーターのリファレンス デザイン
TIDA-010940
概要
このリファレンス デザインは、スタンドアロンのマルチ チャネル A/D コンバータ (ADC) を使用してシャント電流センサをサンプリングする、単相エネルギー メーターを実装します。シャント センサと超越低消費電力ホール効果センサ (DRV5032) を組み合わせて使用すると、磁気的な改ざん攻撃が発生した場合でもその効果を最小限に抑え、その攻撃を検出することができます。このリファレンス デザインは、4,000:1 の入力範囲 (25mA ~ 100A)、8kHz のサンプリング レートで Class 0.5S の精度を達成しており、TI の Arm® Cortex®-M0+ ホスト マイコンを使用して計測パラメータを計算します。必要なソフトウェア機能は、MSPM0-SDK バージョン:2.02.00.05 に実装されており、TI の Code Composer Studio™ でコンパイルできます。
特長
- 単相、2 線式 (1P1W) クラス 0.5S シャント電気メーター、25mA 〜 100A の入力範囲でテスト済み
- 有効/無効電力量および電力、RMS ライン電流、RMS 中性電流、RMS 電圧、力率、ライン周波数などのパラメータを計算
- デジタル スイッチ ホール効果センサである DRV5032 を使用して、改ざん攻撃の可能性を検出
- 5kVRMS 絶縁型の RS-485 インターフェイス
- Microsoft® Windows® PC の GUI に結果を表示する機能を搭載し、パルス形式の出力をリファレンス テスト システムに渡す、エネルギー測定ソフトウェア。
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDMDE8.PDF (163 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
Arm Cortex-M0+ マイコン