TIDA-01401
EMC 耐性の高いアブソリュート・エンコーダ向け RS-485 インターフェイスのリファレンス・デザイン
TIDA-01401
概要
EMC 耐性が高く、 ドライブと EnDat 2.2、BiSS®、Tamagawa™ などの各種エンコーダ内で使用する RS-485 トランシーバのリファレンス・デザインです。EMC 耐性、特にインバータ・スイッチング・ノイズに対する耐性は、産業用ドライブのエンコーダ・フィードバック・システムにとって重要です。このリファレンス・デザインは、5 ～ 15V（公称 12V）のワイド入力電圧範囲（エンコーダに対する出力電圧を使用）をサポートしており、エンコーダの広い電源電圧に対応しています。このリファレンス・デザインの電源には、選択したエンコーダの電圧範囲に基づいて過電圧や短絡から保護する機能があるため、ケーブル・ショート時の損害を防ぐことができます。BoosterPack™ プラグイン・モジュールのフォーム・ファクタを採用しており、TI LaunchPad™ 開発キットと互換のコネクタを搭載しているため、 EnDat、BiSS、C2000™ マイコンを採用したシステムの容易な評価を可能にします。このリファレンス・デザインは、EnDat 2.2 エンコーダと最大 100m のケーブルを使用したテストを実施済みです。
特長
- 5V、半二重 RS-485 トランシーバ（THVD1550）、50Mbaud の仕様で 16kV の IEC-ESD と 4kV の EFT 耐性を実現しているため、外部 ESD 部品のコストが不要
- IEC 61000-4-4 の電気的高速過渡に対して、業界最高の耐性を実現
- EnDat2.2 や BiSS などの 4 線式 RS-485 インターフェイス規格、またはTamagawa™ などの 2 線式インターフェイス規格をサポート
- クロックの方向を構成可能で、ハードウェアはドライブとエンコーダ・インターフェイスのいずれとしても使用可能
- IEC 61800-3 耐性に対応
産業用
- AC ドライブ位置フィードバック
- AC 入力閉ループ・ステッパ
- アブソリュート誘導性エンコーダ
- アブソリュート磁気エンコーダ
- アブソリュート光エンコーダ
- 分析ラボ計測器
- DC 入力閉ループ・ステッパ
- 飛行制御ユニット
- ヒューマノイド (ヒト型ロボット) の位置センサ
- 油圧（水圧）式 / 空気式アクチュエータ・ドライブ・システム
- リニア・モーター位置センサ
- リニア・モーター・セグメント・コントローラ
- モーターの診断とモニタ
- モーター保護リレーと接触器
- オフロード車両向け HMI とディスプレイ・システム
- オフロード車両向け制御システム
- オフロード車両センサ・システム
- 鉄道向け電気推進システム
- ロボットの位置センサ
- サーボ・ドライブ制御モジュール
- サーボ・ドライブ機能安全モジュール
- サーボ・ドライブ位置フィードバック
- Single-axis servo drive
- トラクション・ドライブ・システム
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRSW8.PDF (199 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
技術資料
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| 種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 設計ガイド | アブソリュート・エンコーダの高EMC耐性RS-485インターフェイス・ リファレンス・デザイン | 英語版 | 2017年 9月 27日 |