TPS2490EVM-001
TPS2490 評価モジュール
TPS2490EVM-001
概要
+48V のホットスワップ・マネージャの評価基板 (EVM) は、2 枚の基板で構成されたプラットフォームであり、TPS2490 または TPS2491 の特性を短期間で理解し、評価するのに役立ちます。TI (テキサス・インスツルメンツ) の TPS2490 と TPS2491 は、+48V のホットスワップ・マネージャ IC であり、ホットスワップの安全性を確保するほか、+48V のホットスワップ環境で障害が発生した場合でも基板またはモジュールの保護を強化します。これらの IC は、電流と電力のプログラマブル制限機能、電子式サーキット・ブレーカ、調整可能な低電圧 (UV) ロック・イネーブル入力、パワー・グッドの報告出力機能も搭載しています。+48V ホットスワップ EVM は PCB ベースのツールであり、活線挿抜操作をシミュレートする環境で、TPS2490 と TPS2491 の各 IC の性能と動作の実証に使用できます。
TPS2490 と TPS2491 は +48V のホットスワップ・パワー・マネージャ (HSPM) であり、9V ~ 80V の正電圧供給管理機能を高集積し、最小点数の外部部品で動作できます。これらのホットスワップ・コントローラは、1 個の外部 N チャネル MOSFET デバイスを動作させ、ダウンストリーム (下流) の負荷に供給する電力を安全な方法で切り替えます。パワー MOSFET は、その安全動作領域 (SOA) 曲線の外側で動作した場合は破損する可能性がありますが、通常は電流、電圧、電力に基づいてそのような動作を制限する機能を搭載しています。このような SOA を超過しないことを確実にするために、ホットスワップ・コントローラは、互いに独立して調整可能な電流制限回路と電力制限回路を搭載しています。ユーザー定義の期間より長い時間にわたって障害が持続している場合、ホットスワップ・パワー・マネージャはそのパワー MOSFET をオフにします。どの設計オプションを選定するかにもよりますが、各部品は、イネーブルがサイクル (オフ、次いでオン) されるまではラッチオフ状態を維持 (TPS2490)、または遅延時間経過後に自動的に再起動 (TPS2491) のどちらかを実施します。
プラグイン・カードまたはバックプレーンでこれらのデバイスを使用すると、突入電流の制限、負荷のターンオンの制御、ダウンストリーム (下流) にある DC/DC コンバータのイネーブル (有効化)、障害が発生している負荷の切り離し、不要なシャットダウンの排除を実現することができます。
特長
- 包括的な SOA (安全動作領域) 保護を意図した、プログラマブルな電力制限と電流制限
- 広い動作電圧範囲:+9V ~ +80V
- ラッチ動作 (TPS2490) と自動 (TPS2491)
- RDS(on) が小さい外部 N チャネル MOSFET 向けのハイサイド・ドライブ
- プログラム可能なフォルト・タイマによりMOSFETを保護し、不都合なシャットダウンを排除
- ダウンストリームDC/DC連携のためのパワー・グッド・オープンドレイン出力
- イネーブルを、プログラマブルな低電圧 (UV)Eロックアウトまたはロジック制御として使用可能
- 小型、省スペースの 10 ピン MSOP パッケージ
BOM
Downloadable gerber file
Schematic
Test Procedure
eFuse とホット・スワップ・コントローラ
技術資料
種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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* | ユーザー・ガイド | TPS2490, TPS2491, +48 V Hot Swap Power Manager Evaluation Module (Rev. A) | 2007年 6月 12日 | |||
データシート | TPS249x 正の高電圧電力制限、ホットスワップ・コントローラ データシート (Rev. F 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.F) | PDF | HTML | 2020年 6月 9日 | |
証明書 | TPS2490EVM-001 EU Declaration of Conformity (DoC) | 2019年 1月 2日 |