JAJSAQ5F December 2007 – October 2016 DAC121C081 , DAC121C085
PRODUCTION DATA.
微分非直線性(DNL)は、理想的なステップ・サイズである1LSBからの最大偏差です。1LSBはVREF/4096 = VA/4096です。
デジタル・フィードスルーは、DAC出力が更新されないとき、デジタル入力からDACのアナログ出力へ注入されるエネルギーの測定値です。この値は、データバス上のフルスケール・コード変化を用いて測定します。
フルスケール誤差は、DACにフルスケール・コード(FFFh)をロードしたときの実際の出力電圧と、VA × 4095/4096の値との差です。
ゲイン誤差は、伝達関数の理想カーブからの偏差です。ゼロスケール誤差とフルスケール誤差から、GE = FSE - ZEで計算できます。ここでGEはゲイン誤差、FSEはフルスケール誤差、ZEはゼロ誤差です。
グリッチ・インパルスは、DACレジスタへの入力コードが変化したとき、アナログ出力へ注入されるエネルギーです。グリッチの面積として、ナノボルト-秒単位で規定されます。
積分非直線性(INL)は、入力から出力への伝達関数を経由する直線に対して、各コードにどれだけの偏差があるかの測定値です。任意のコードについて、この直線からの差異は、そのコード値の中間から測定されます。エンド・ポイント法が使用されます。本製品のINLは、限られた範囲について、Electrical Characteristicsに従って規定されます。
最下位ビット(LSB)は、ワード内の全ビットのうち、値または重み付けが最も小さいビットです。この値は
where
最大負荷容量は、DACが出力の安定性を維持したまま駆動できる最大の容量です。
単調性は、入力コードが増加するときに、DACの出力が決して減少しない、単調上昇となる条件を意味します。
最上位ビット(MSB)は、ワード内の全ビットのうち、値や重み付けが最も大きいビットです。この値はVAの1/2です。
マルチプライング帯域は、DACにフルスケール・コードをロードした状態で、出力振幅がVREFIN上の入力正弦波よりも3dB低くなる周波数です。
電力効率は、全消費電流に対する出力電流の比です。出力電流は、電源から供給されます。消費電流と出力電流との差は、負荷がない状態でデバイスが消費する電力です。
セトリング時間は、入力コードを更新した後、出力が最終値の1/2LSBの範囲内に落ち着くまでの時間です。
全高調波歪み(THD)は、VREFINに理想的な正弦波が与えられたとき、DAC出力に現れる高調波です。THDはdBで表されます。
ウェイクアップ時間は、出力がパワーダウン・モードから復帰するまでの時間です。この時間は、下位データ・バイトのACKビットにおけるSCLの立ち上がりエッジから、出力電圧がパワーダウン電圧の0Vから変化するまでの時間で測定されます。
ゼロコード誤差は、コード000hを入力したときにDAC出力に現れる出力誤差(電圧)です。
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これらのデバイスは、限定的なESD(静電破壊)保護機能を内 蔵しています。保存時または取り扱い時は、MOSゲートに対す る静電破壊を防止するために、リード線同士をショートさせて おくか、デバイスを導電フォームに入れる必要があります。
SLYZ022 — TI Glossary.
This glossary lists and explains terms, acronyms, and definitions.