JAJS673J November 1999 – May 2016 DS90CF366 , DS90CF386
PRODUCTION DATA.
DS90CF386レシーバは、4つのLVDS (低電圧差分信号)データ・ストリームを、パラレルの28ビットLVCMOSデータへ戻します。3つのLVDSデータ・ストリームをパラレルの21ビットLVCMOSデータへ戻す、DS90CF366レシーバも利用できます。どちらのレシーバの出力も、立ち下がりエッジにストローブします。立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジのストローブ・トランスミッタは、変換ロジックなしで、立ち下がりエッジのストローブ・レシーバと相互に動作します。
レシーバのLVDSクロックは、20MHz~85MHzで動作します。
デバイスは入力LVDSクロックにフェーズロックし、LVDSデータ・ラインのシリアル・ビット・ストリームをサンプリングして、パラレルの出力データへ変換します。
供給されるクロックが85MHzの場合、各LVDS入力ラインは595Mbpsのビット転送速度で動作し、最大スループットはDS90CF386で2.38Gbps、DS90CF366で1.785Gbpsになります。
これらのシリアル・リンク・デバイスの使用は、幅広で高速のパラレルLVCMOSインターフェイス上でデータを伝送する場合に発生するEMIやケーブル・サイズの問題を解決するために理想的です。どちらのデバイスも、TSSOPパッケージで提供されます。DS90CF386は64ピン、0.8mmのファイン・ピッチ・ボール・グリッド・アレイ(NFBGA)パッケージでも提供され、56ピンのTSSOPパッケージと比較してPCBの占有面積を44%削減できます。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
---|---|---|
DS90CF366 | TSSOP (48) | 12.50mm×6.10mm |
DS90CF386 | TSSOP (56) | 14.00mm×6.10mm |
NFBGA (64) | 8.00mm×8.00mm |