JAJSCZ6G March 2017 – August 2021 ISOW7840 , ISOW7841 , ISOW7842 , ISOW7843 , ISOW7844
PRODUCTION DATA
ISOW784x デバイス・ファミリは、CMOS または LVCMOS デジタル I/O を絶縁すると同時に、高い電磁気耐性と低い放射を実現します。信号絶縁チャネルでは、二酸化ケイ素 (SiO2) の二重容量性絶縁バリアによって、ロジック入力および出力バッファが分離されています。また電力絶縁には、薄膜ポリマーを絶縁素材としたオンチップのトランスを使用しています。順方向および逆方向チャネルのさまざまな構成を利用可能です。入力信号が消失した場合のデフォルト出力は、ISOW784x デバイス (接尾辞 F なし)では HIGH となり、 接尾辞 F 付きのデバイスでは LOW となります (VSI および VSO は、チャネル方向によって、VCC または VISO のいずれかになります)。
これらのデバイスを使えば、RS-485、RS-232、CAN などのデータバスまたは他の回路のノイズ電流がローカル・グランドに混入することによる敏感な回路への干渉や、敏感な回路の損傷を引き起こすことを防止できます。革新的なチップ設計およびレイアウト技法により、本デバイスは電磁環境適合性が大幅に強化されているため、システム・レベルの ESD、EFT、サージ、および放射のコンプライアンスを容易に達成できます。電力コンバータの効率が高いため、より高い周囲温度での動作が可能です。このデバイスは、16 ピンの SOIC ワイド・ボディ (SOIC-WB) DWE パッケージで供給されます。