JAJSBB9C May   1998  – December 2016 LM138 , LM338

PRODUCTION DATA.  

  1. 特長
  2. アプリケーション
  3. 概要
  4. 改訂履歴
  5. Pin Configuration and Functions
  6. Specifications
    1. 6.1 Absolute Maximum Ratings
    2. 6.2 Recommended Operating Conditions
    3. 6.3 Thermal Information
    4. 6.4 Electrical Characteristics: LM138
    5. 6.5 Electrical Characteristics: LM338
    6. 6.6 Typical Characteristics
  7. Detailed Description
    1. 7.1 Overview
    2. 7.2 Functional Block Diagram
    3. 7.3 Feature Description
      1. 7.3.1 NPN Darlington Output Drive
      2. 7.3.2 Overload Block
      3. 7.3.3 Programmable Feedback
    4. 7.4 Device Functional Modes
      1. 7.4.1 Normal Operation
      2. 7.4.2 Operation With Low Input Voltage
      3. 7.4.3 Operation at Light Loads
      4. 7.4.4 Operation in Self Protection
  8. Application and Implementation
    1. 8.1 Application Information
    2. 8.2 Typical Applications
      1. 8.2.1 Constant 5-V Regulator
        1. 8.2.1.1 Design Requirements
        2. 8.2.1.2 Detailed Design Procedure
          1. 8.2.1.2.1 External Capacitors
          2. 8.2.1.2.2 Load Regulation
          3. 8.2.1.2.3 Protection Diodes
        3. 8.2.1.3 Application Curves
    3. 8.3 System Examples
  9. Power Supply Recommendations
  10. 10Layout
    1. 10.1 Layout Guidelines
    2. 10.2 Layout Example
  11. 11デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 11.1 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    2. 11.2 関連リンク
    3. 11.3 コミュニティ・リソース
    4. 11.4 商標
    5. 11.5 静電気放電に関する注意事項
    6. 11.6 用語集
  12. 12メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

特長

  • 7Aのピーク出力電流を保証
  • 5Aの出力電流を保証
  • 可変出力電圧: 最小1.2V
  • 熱レギュレーションを規定
  • 温度に対して一定の電流制限
  • P+ Product Enhancementテスト済み
  • 出力の短絡保護

アプリケーション

  • 可変電源
  • 定電流レギュレータ
  • バッテリ充電器

利用可能なパッケージ

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代表的なアプリケーション回路

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概要

LM138シリーズは、可変の3端子正電圧レギュレータで、1.2V~32Vの出力電圧範囲で5A以上を供給可能です。非常に使い勝手がよく、2つの抵抗だけで出力電圧を設定できます。周到な回路設計により、負荷およびラインのレギュレーションが非常に優れており、多くの商用電源に匹敵します。LM138ファミリは標準の3リードのトランジスタ・パッケージで供給されます。

LM138ファミリ独自の機能として、時間依存の電流制限が挙げられます。電流制限回路により、短い時間ならレギュレータから最高12Aのピーク電流を出力できます。このため、LM138は最大負荷の状況で大きな過渡負荷に対応でき、スタートアップを高速化できます。持続的な負荷状況では、レギュレータを保護するために電流制限が安全な値まで低下します。チップには熱過負荷保護と、電力トランジスタの安全領域保護も組み込まれています。過負荷保護は、調整(ADJ)ピンが誤って切断された場合でも動作し続けます。

デバイスが入力フィルタ・コンデンサから6インチ以上離れていない限り、通常はコンデンサ不要です。6インチ以上離れている場合には、入力バイパス・コンデンサが必要です。出力コンデンサを追加すると過渡応答を改善できます。また調整ピンをバイパスするとレギュレータのリップル除去率が改善されます。

LM138は、固定レギュレータやディスクリート部品の置き換え以外にも、広範なアプリケーションに有用です。レギュレータはフローティング状態で、入力から出力への差動電圧のみを受け取るため、入力から出力への差分の最大値を超過せず、出力からグランドへの短絡が発生しない限り、数百ボルトの電圧の電源でもレギュレート可能です。LM138シリーズの部品番号で、接尾辞Kがあるものは標準のスチール製TO-CANパッケージで供給され、接尾辞TがあるものはTO-220プラスチック・パッケージで供給されています。LM138はTJ = -55℃~150℃が定格で、LM338はTJ = 0℃~125℃が定格です。

製品情報(1)

型番 パッケージ 本体サイズ(公称)
LM138 TO-CAN (2) 25.40mm×38.94mm
LM338 TO-220 (3) 10.16mm×14.986mm
TO-CAN (2) 25.40mm×38.94mm
  1. 提供されているすべてのパッケージについては、巻末の注文情報を参照してください。

改訂履歴

Changes from B Revision (April 2013) to C Revision

  • Added 製品情報」表、ピン構成および機能」セクション、仕様」セクション、推奨動作条件」表、熱に関する情報」表、詳細説明」表、アプリケーションと実装」セクション、電源に関する推奨事項」セクション、レイアウト」セクション、デバイスおよびドキュメントのサポート」セクション、メカニカル、パッケージ、および注文情報」セクションGo
  • Deleted RETS138K military specification reference from Absolute Maximum Ratings tableGo
  • Changed Junction to Ambient, RθJA, value in Thermal Information table From: 50°C/W To: 22.9°C/W (NDE)Go
  • Changed Junction to Case, RθJC(top), value in Thermal Information table From: 4°C/W To: 15.7°C/W (NDE)Go

Changes from A Revision (April 2013) to B Revision

  • Changed ナショナル・セミコンダクターのデータシートのレイアウトをTIフォーマットにGo