JAJSGO5F August 2018 – August 2023 LM5155-Q1 , LM51551-Q1
PRODUCTION DATA
LM5155x-Q1 デバイスは、入力範囲が広い非同期昇圧コントローラで、ピーク電流モード制御を使用します。このデバイスは、昇圧、SEPIC、フライバックのトポロジで使用可能です。
LM5155x-Q1 は、BIAS ピンが VCC ピンに接続されている場合、最小 2.97V の 1 セル・バッテリで起動できます。BIAS ピンが 3.5V を上回っている場合、最小 1.5V の入力電源電圧で動作できます。また内部 VCC レギュレータは、車載負荷ダンプ用に最大 45V (絶対最大定格 50V) での BIAS ピンの動作もサポートしています。スイッチング周波数は、外付けの抵抗により 100kHz~2.2MHz の範囲で動的にプログラム可能です。2.2MHz でのスイッチングにより、AM 帯域との干渉が最小化され、ソリューション・サイズの小型化と、高速な過渡応答を実現できます。
このデバイスには、1.5A の標準 MOSFET ドライバが搭載されており、低い 100mV の電流制限スレッショルドが設定されています。また、このデバイスは外部 VCC 電源を使用して効率向上が可能です。動作電流が低く、パルス・スキッピング動作により、軽負荷時に効率が向上します。
このデバイスは、サイクル単位の電流制限、過電圧保護、ライン UVLO、サーマル・シャットダウンなどの保護機能を内蔵しています。LM51551-Q1 デバイスを選択すると、ヒカップ・モード過負荷保護機能を使用できます。さらに、シャットダウン時の低 IQ、プログラム可能なソフトスタート、プログラム可能なスロープ補償、高精度の基準電圧、パワー・グッド・インジケータ、外部クロック同期などの追加機能があります。