JAJSL81C february 2021 – july 2023 TMUX7308F , TMUX7309F
PRODUCTION DATA
TMUX7308F と TMUX7309F は 8:1 (シングル・エンド) および 4:1 (差動) 構成の最新の CMOS (相補型金属酸化膜半導体) アナログ・マルチプレクサです。これらのデバイスはデュアル電源 (±5V~±22V)、シングル電源 (8V~44V)、または非対称電源 (VDD = 12V、VSS = -5V など) で適切に動作します。過電圧保護機能は、電源供給および電源オフの状況で利用できるため、TMUX7308F と TMUX7309F デバイスは、電源シーケンスを正確に制御できないアプリケーションに最適です。
本デバイスは、電源オンと電源オフのどちらの状態でも、グランドに対して +60V または -60V までのフォルト電圧を阻止します。電源を喪失した場合、スイッチの入力状態やロジックの制御ステータスに関係なく、スイッチ・チャネルはオフ状態を維持します。通常動作状態では、いずれかの Sx ピンのアナログ入力信号レベルが電源電圧 (VDD または VSS) よりもスレッショルド電圧 (VT) だけ上回ると、チャネルはオフになり、Sx ピンは高インピーダンスになります。フォルト・チャネルを選択している場合、ドレイン・ピン (D または Dx) は、信号レベルが超過した電源 (VDD または VSS) にプルされます。
低静電容量、低電荷注入、フォルト保護内蔵により、TMUX7308F および TMUX7309F デバイスは、高性能と高堅牢性の両方が重要なフロント・エンド・データ・アクイジション・アプリケーションで使用できます。これらのデバイスは標準の TSSOP パッケージおよび小型の WQFN パッケージ (PCB 面積が小さい場合に理想的) で供給されます。
部品番号 | 構成(1) | パッケージ(2) | パッケージ・サイズ(3) |
---|---|---|---|
TMUX7308F TMUX7309F |
1 チャネル 8:1 2 チャネル 4:1 |
PW (TSSOP、16) | 5mm × 6.4mm |
RRP (WQFN、16) | 4mm × 4mm |