JAJS428N April 1998 – July 2022 TPS3820 , TPS3823 , TPS3824 , TPS3825 , TPS3828
PRODUCTION DATA
TPS382x ファミリの電圧監視 IC は、回路の初期化およびタイミングの監視を行います。オプションの構成として、アクティブ HIGH およびアクティブ LOW の出力信号を持つデバイス (TPS3824/5) 、ウォッチドッグ・タイマを搭載したデバイス (TPS3820/3/4/8) 、マニュアル・リセット (MR) ピンを搭載したデバイス (TPS3820/3/5/8) があります。RESET は、電源電圧 V DD が 1.1V を上回るとアサートされます。アクティブ LOW 出力ロジックを備えたデバイスの場合、デバイスは VDD を監視し、VDD が負のスレッショルド電圧 VIT− を下回っている間、RESET を LOW に維持します。アクティブ HIGH 出力ロジックを備えたデバイスの場合、VDD が VIT− を下回っている間、RESET を HIGH に維持します。内蔵のタイマは、システムを確実に正しくリセットさせるため、出力が非アクティブ状態 (HIGH) に戻るのを遅らせます。この遅延時間 td は、VDD がスレッショルド電圧 (VIT−+VHYS) を上回るとスタートします。電源電圧がスレッショルド電圧 VIT− を下回ると、出力は再びアクティブ (LOW) になります。このファミリのデバイスはすべて、内部分圧回路により検出スレッショルド電圧 VIT– が固定値になっています。したがって、外付け部品は不要です。
TPS382x ファミリは、2.5V、3V、3.3V、5V の電源電圧を監視するように設計されています。これらのデバイスは 5 ピン SOT-23 パッケージで供給され、-40℃~85℃の温度範囲で動作が規定されています TPS3823A-33 のみ、-40℃~125℃の温度範囲で動作が規定されています。