JAJSGC0F September 2009 – October 2018 TPS386000 , TPS386040
PRODUCTION DATA.
TPS3860x0ファミリの電源電圧スーパーバイザ(SVS)は、0.4V以上の電源レール4つと、0.4V未満(負電圧を含む)の電源レール1つを0.25%(標準値)のスレッショルド精度で監視できます。4つのスーパーバイザ回路(SVS-n)は、それぞれSENSEm入力電圧が設定済みスレッショルドを下回るとRESETnまたはRESETn出力信号をアサートします。各SVS-nのスレッショルドは、外付け抵抗により設定できます(ここでn = 1、2、3、4およびm = 1、2、3、4L、4H)。
各SVS-nでは、RESETnまたはRESETnを解除するまでの遅延時間を設定できます。遅延時間は、CTnピンの接続によって、各SVSで個別に1.4ms~10sの範囲に設定可能です。SVS-1のみがアクティブLOWマニュアル・リセット(MR)入力を備えており、MRへの論理LOW入力によりRESET1またはRESET1をアサートします。
SVS-4は2つのコンパレータを使用してスレッショルド・ウィンドウを監視します。この追加のコンパレータを5つ目のSVSとすることで、基準電圧出力VREFにより負電圧を監視できます。
TPS3860x0は静止電流が11µA(標準値)と非常に低く、小型の4mm×4mm VQFN-20パッケージで供給されます。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
---|---|---|
TPS3860x0 | VQFN (20) | 4.00mm×4.00mm |