JAJSF66B april 2018 – february 2023 TPS62147 , TPS62148
PRODUCTION DATA
TPS62147 および TPS62148 は、DCS-Control トポロジをベースにした、高効率で使いやすい同期整流降圧 DC/DC コンバータです。このデバイスは、3V~17V の広い範囲の入力電圧で動作するため、マルチセルのリチウムイオンおよび 12V の中間電源レールに適しています。デバイスは、2A の出力電流を連続的に供給できます。負荷が軽いとき、本デバイスは自動的にパワーセーブ・モードへ移行するため、負荷範囲全体にわたって高い効率が維持されます。このため、産業用 PC やビデオ監視など、接続状態のスタンバイ性能が必要なアプリケーションに適しています。MODE ピンが Low になっているとき、スイッチング周波数は、出力電流と入力および出力電圧に応じて自動的に調整されます。この手法は自動効率拡張機能 (AEE) と呼ばれるもので、動作範囲の全体にわたって高い変換効率を維持します。TPS62147 と TPS62148 は PWM モードで 1% の出力電圧精度を実現しているため、出力電圧精度の高い電源を設計できます。FSEL ピンにより、強制 PWM モードのスイッチング周波数をそれぞれ 1.25MHz と 2.5MHz に設定できます。
標準静止電流は 18µA です。シャットダウン・モードでの電流は標準で 1µA です。
このデバイスは可変バージョンとして供給され、3mm × 2mm の VQFN パッケージに搭載されています。