JAJSPS6 february 2023 TDC1000-Q1
PRODUCTION DATA
温度センシング・ブロックは、CONFIG_3 レジスタの TEMP_MODE ビットを 1 にセットすることで、単一の RTD を測定するよう構成できます。温度測定が PT1000 モード (TEMP_RTD_SEL = 0) で実行される場合、最初のインターバルは RREF に対応し、2 番目のインターバルは RREF の冗長測定なので無視します。3 番目のインターバルは RTD1 に対応します。この動作を、図 8-12 に示します。
RTD1 の抵抗を計算するには、式 3 を使用します。式 4 と式 5 を使用して、測定間の遅延時間を概算できます。ただし、この場合には td1 は 1/2 tREF の関数で、td2 は tRTD1 の関数です。
温度測定が PT500 モード (TEMP_RTD_SEL = 1) で実行される場合、最初のインターバルは RREF の冗長測定なので無視します。2 番目のインターバルは RREF に、3 番目のインターバルは RTD1 に対応します。この動作を、図 8-13 に示します。
RTD1 の抵抗を計算するには、式 3 を使用します。式 4 と式 5 を使用して、測定間の遅延時間を概算できます。ただし、この場合には td1 は tREF の関数で、td2 は tRTD1 の関数です。