JAJSR64C September 2023 – October 2024 ISOM8110 , ISOM8111 , ISOM8112 , ISOM8113 , ISOM8115 , ISOM8116 , ISOM8117 , ISOM8118
PRODUCTION DATA
従来のフォトカプラの多くは、デバイス構造によりリフロー半田付けのピーク温度に制限があります。フォトカプラエミュレータは、テキサス・インスツルメンツのパッケージングテクノロジを活用でき、最大 3 回のリフローサイクルに耐えることができます。これらの IC パッケージは、現在の IPC/JEDEC J-STD-020 規格に従い湿度およびリフロー温度に対する感度で分類されます。
リフローのピーク温度は、パッケージの厚さとプラスチック体積に応じて規定されています。IPC/JEDEC J-STD-020 規格の鉛フリー プロセス分類温度 (Tc) 表に鉛フリー プロセスの温度一覧が示されています。これを 表 9-2 に示します。
パッケージの厚さ | 体積:350mm3 未満 | 体積:350~2000mm3 | 体積:2000mm3 超 |
---|---|---|---|
1.6mm 未満 | 260°C | 260°C | 260°C |
1.6mm~2.5mm | 260°C | 250°C | 245°C |
2.5mm 超 | 250°C | 245°C | 245°C |
図 9-8 に示すリフロー プロファイルは、235°C から 250°C までの顧客のピーク リフロー温度 (Tp) の標準範囲で使用できます。ピーク リフロー温度 (Tp) は、表 9-2 および 図 9-8 に示すリフロー温度分類 (Tc) を超えてはなりません。
詳細については、『MSL 定格およびリフロープロファイル』を参照してください。