JAJT323 May 2024 DAC161S997 , DAC8551 , TVS3301
MCU (内蔵 DAC なし) を使用するより一般的な方法は、パルス幅変調 (PWM) に基づいて DAC 出力を生成することです。シンプルな PWM DAC の分解能は 10 ビット~12 ビットです。ただし、2 パス PWM やアクティブ リップル抑制などのより高度な手法を使用すれば、16 ビット分解能の DAC を実現することもできます。
高い有効分解能を達成するため、PWM 信号は電圧リファレンス電源のロジック ゲートを使用してバッファリングされます。ループ電流へのデジタル ノイズ注入を避けるため、MCU には適切なバイパス処理が必要です。図 7 に示す実装は、低消費電力で、温度範囲全体で安定しており、極めて低コストで 13 ビットを超える有効分解能を実現します。