• 動作電圧範囲：1V～6V
• ナノアンペア単位の電源電流：18nA (標準値)
• プッシュボタン ピンの HBM ESD 定格：±8kV
• プログラム可能な短押しおよび長押し時間
  • TPS3423、TPS3424 固定タイミング オプション：
    • 短押し時間：50msec～13sec
    • 長押し時間：1sec～30sec
    • タイマ精度 (最大値)：±10%
  • TPS3424：外付けコンデンサを使ってユーザーによるプログラムが可能 (50msec～50sec)
• 出力構成：
  • リセット構成：
    • プッシュプル / オープン ドレイン、アクティブ High / Low
    • ラッチあり / ラッチなし
    • ラッチなしバージョンでは、100msec～1sec のパルス オプション
  • INT設定：
    • オープン ドレイン、アクティブ Low
    • ラッチなし (100msec～1sec のパルス幅)
• KILL 機能：ホストがリセット出力を制御可能
• ピン互換の 8 ピンおよび 6 ピンの DRL パッケージで供給

• ウェアラブル
• ゲーム機
• ホーム シアター エンターテインメント
• プリンタ
• ヘルスケア
• ポータブル エレクトロニクス
• ファクトリ オートメーション / 制御

TPS3423 および TPS3424 はプッシュボタン コントローラであり、短押しと長押しをさまざまな条件で独立して検出できます。これらのデバイスは、プッシュボタンごとに最大 2 つの出力 (RESET と INT) を備えており、電圧レギュレータやサーキット ブレーカのイネーブル、指定された押下期間に対するワンショットの生成、マイクロコントローラへの割り込みの送信など、さまざまな使用事例に使用できます。このデバイスは、短押しと長押しの両方に対して割り込みパルスを生成し、マイクロコントローラに通知します。RESET 出力は、デバイス構成に基づいて状態が変化します。

18nA の非常に低い消費電力により、バッテリ駆動デバイスの製品保管期間の延長に貢献します。このデバイスは、必要なボタンの押下が検出されるまで、電源ツリーが無効の状態を維持します。この機能は、バッテリー フレッシュネス シールと呼ばれています。

TPS3423/4 は、短押しおよび長押しの時間について固定タイミング オプションで供給されます。設計者にフレキシビリティを提供するため、TPS3424 は、外付けコンデンサにより短押しおよび長押しの時間をユーザーがプログラムすることも可能です。TPS3424 の KILL ピンを使用すると、マイクロコントローラからのフィードバックによる RESET のデアサートが可能になります。