システム ベース チップ (SBC)
低コストで電力効率の優れた TI のシステム ベース チップ (SBC) を採用すると、開発中の設計の最適化が可能
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設計と開発に役立つリソース
TCAN1167-Q1 LDO 出力とウォッチドッグ搭載、CAN FD 向けシステム・ベーシス・チップの評価基板
この評価基板 (EVM) を使用して、TCAN1167 デバイス・ファミリを評価することもできます。CAN バスは、複数のテスト・ポイント、J13 ヘッダー、1 個の DSUB9 コネクタを通じて容易にアクセスできます。多数の車載アプリケーションがケーブル配線の標準として DSUB9 を使用しています。複数のヘッダーと複数のテスト・ポイント経由で、すべてのピンにアクセスできます。1 個の LDO を内蔵しており、その出力は 1 個のテスト・ポイント経由で使用できます。CAN バスの保護に役立つ複数のフットプリント、およびさまざまな終端オプションが使用できます。
TLIN1431-Q1 WAKE、HSS、ウォッチドッグ搭載 LIN の評価基板
この評価基板 (EVM) を使用すると、TLIN14315RGY と TLIN14313RGYを含め、TLIN1431-Q1 ファミリの各種デバイスを評価できます。すべての IC 信号に基板上でアクセスできるほか、基板上の機能を使用して TLIN1431-Q1 の機能にアクセスすることもできます。
TCAN4550-Q1 トランシーバ内蔵 CAN-FD コントローラの評価基板
この評価基板 (EVM) を使用すると、SPI から CAN FD への接続を行うコントローラとトランシーバのソリューションである TCAN4550 を評価できます。 CAN バス信号は、DB9 コネクタ (またはヘッダ ピン) 経由で簡単にアクセスでき、デジタル インターフェイス (SPI ラインと GPIO) は単一の 2 列ヘッダ経由でアクセスできます。 このデバイスへの入力クロックは、オンボードの水晶振動子または外部のシングルエンド クロック ソース (供給源) から供給できます。
TI のシステム ベース チップの特長
最適化済みシステム
TI の高集積トランシーバ、電力制御素子、スペシャル ファンクションを単一のダイに搭載しているため、開発中システムのボード面積節減と複雑さの低減を実現しやすくなります。
省エネルギー
TI の SBC には低消費電力のスリープ モードや多様なスタンバイ モードがあり、システムの消費電力を制御する方法で、バッテリ動作期間を延長できます。
品質特性
TI の堅牢な製品ラインアップは、OEM (自動車メーカー各社) のグローバルな安全規格、相互運用性、EMC (電磁適合性) に関連する各種規格に適合しています。これらの製品を活用すると、信頼性の高いシステムを設計しやすくなります。
フレキシブルな設計
SPI 経由でアクセスできる共有型ステート マシンを採用しており、一度開発したソフトウェアを類似製品の間で再利用できます。そのため、複数の設計にまたがるスケール化が可能で、互いにピン互換性のあるデバイス ファミリから、実際の設計に最適な製品を選定できます。
主なアプリケーションの概要
性能と信頼性を強化できるように、スケーラブルでフレキシブルなシステムを製作可能
TI の手頃な統合型 SBC (システム ベース チップ) を採用すると、快適な運転環境を実現できます。
トータル ソリューション サイズを小型化し、電圧レギュレータやハイサイド スイッチなどの機能とトランシーバをシングル チップ内で組み合わせる方法で、ステアリング ホイールやリア ライティング モジュールなどの最終アプリケーションの設計を最適化できます。
主なリソース
- TIDA-020027 – Automotive full-featured side mirror module reference design
- TIDA-020032 – Car access Bluetooth® low energy + CAN satellite module reference design
- TLIN1431-Q1 – 車載対応、VREG とウォッチドッグ内蔵、12V システム向け、LIN SBC (システム ベース チップ)
- TLIN1028-Q1 – 車載対応、電圧レギュレータ内蔵、LIN (Local Interconnect Network) トランシーバ
- TCAN4550-Q1 – CAN-FD コントローラとトランシーバ内蔵、車載用システム・ベーシス・チップ(SBC)
- Understanding LDO Performance in the TCAN4550-Q1 – アプリケーション・ノート
- TLIN1431-Q1 Startup Guide – アプリケーション・ノート
多様な環境に対応する、高信頼性のパワートレイン システムと電気システムを設計可能
TI の SBC (システム ベース チップ) 製品ラインアップは、バス障害保護に関する高度なニーズと、最適化済みのチップ サイズのバランスを維持しており、拡大を続ける電気自動車 (EV) 市場を支援します。
SBC は、電圧レギュレータ (LDO、降圧)、ウォッチドッグ タイマ、ハイサイド スイッチなどの機能を搭載してバス インターフェイスの統合を進める方法で、開発中の車載システムの最適化に貢献します。
主なリソース
- TIDM-02009 – ASIL D 安全性コンセプト検証済み、高速トラクション、双方向 DC/DC 変換のリファレンス・デザイン
- TIDEP-01014 – Hercules™ マイコンに搭載の CAN FD 通信機能を提示するリファレンス・デザイン
- TLIN1431-Q1 – 車載対応、VREG とウォッチドッグ内蔵、12V システム向け、LIN SBC (システム ベース チップ)
- TCAN11623-Q1 – 車載対応、5V 電源と 3.3V、70mA LDO を内蔵した CAN-FD トランシーバ
- TCAN4550-Q1 – CAN-FD コントローラとトランシーバ内蔵、車載用システム・ベーシス・チップ(SBC)
- TCAN455x Clock Optimization and Design Guidelines – アプリケーション・ノート
- TLIN1431-Q1 Startup Guide – アプリケーション・ノート
自然な運転環境に貢献する、高度で適応性の高い安全システムを実現
SBC (システム ベース チップ) に関連する TI の機能安全資料は、ASIL (車載セーフティー インテグリティ レベル) 定格の達成に役立ちます。
ウォッチドッグ タイマ、ウェークアップ、ハイサイド スイッチなどの機能を統合した、CAN をベースとする TI の SBC を使用すると、希望のシステム機能を実現できます。
主なリソース
- TIDA-020004 – デュアル CAN FD 経由のオブジェクト・データ出力機能搭載、車載 RFCMOS 77GHz レーダー・モジュールのリファレンス・デザイン
- TCAN11625-Q1 – 車載対応、5V 電源と 5V、100mA LDO を内蔵した CAN-FD トランシーバ
- TCAN1164-Q1 – 車載対応、LDO 出力とウォッチドッグ搭載、CAN FD システム ベーシス チップ
- TCAN4550-Q1 – CAN-FD コントローラとトランシーバ内蔵、車載用システム・ベーシス・チップ(SBC)
- TCAN4550 Watchdog Configuration Guide – アプリケーション・ノート
- Understanding LDO Performance in the TCAN4550-Q1 – アプリケーション・ノート