パッケージ情報
パッケージ | ピン数 FCBGA (ABC) | 760 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 105 |
パッケージ数量 | キャリア 60 | EIAJ TRAY (5+1) |
AM5716 の特徴
- Arm® Cortex®-A15マイクロプロセッサ・サブシステム
- C66x浮動小数点VLIW DSP
- C67xおよびC64x+と完全にオブジェクト・コード互換
- サイクルごとに最高32回の16×16ビット固定小数点乗算
- 最大512KBのオンチップL3 RAM
- レベル3 (L3)とレベル4 (L4)の相互接続
- DDR3/DDR3Lメモリ・インターフェイス(EMIF)モジュール
- DDR3-1333 (667MHz)までをサポート
- 単一チップ・セレクトで最大2GB
- 2×デュアルArm® Cortex®-M4コプロセッサ(IPU1およびIPU2)
- IVA-HDサブシステム
- H.264 CODECで4k @ 15fpsのエンコードおよびデコードのサポート
- 他のCODECは最大1080p60
- ディスプレイ・サブシステム
- フルHDビデオ(1920×1080p、60fps)
- 複数のビデオ入力とビデオ出力
- 2Dおよび3Dグラフィックス
- DMAエンジンを搭載し、最大3つのパイプラインを持つディスプレイ・コントローラ
- HDMI™エンコーダ: HDMI 1.4a、DVI 1.0準拠
- 2x デュアルコアのプログラマブルなリアルタイム・ユニットと産業用通信サブシステム(PRU-ICSS)
- アクセラレータ(BB2D)サブシステム
- Vivante™ GC320コア
- ビデオ・プロセッシング・エンジン(VPE)
- シングル・コアのPowerVR® SGX544 3D GPUを利用可能
- 1つのビデオ入力ポート(VIP)モジュール
- 最大4つの多重化された入力ポートをサポート
- 汎用メモリ・コントローラ(GPMC)
- 拡張ダイレクト・メモリ・アクセス(EDMA)コントローラ
- イーサネット・サブシステム
- 16個の32ビット汎用タイマ
- 32ビットMPUウォッチドッグ・タイマ
- 5つの高速I2C (Inter-Integrated Circuit)ポート
- HDQ™/1-Wire®インターフェイス
- 10個の構成可能なUART/IrDA/CIRモジュール
- 4つのマルチチャネル・シリアル・ペリフェラル・インターフェイス(McSPI)
- クワッドSPIインターフェイス(QSPI)
- SATA Gen2インターフェイス
- 8つのマルチチャネル・オーディオ・シリアル・ポート(McASP)モジュール
- SuperSpeed USB 3.0デュアル・ロール・デバイス
- High-Speed USB 2.0デュアル・ロール・デバイス
- 4つのマルチメディア・カード/セキュア・デジタル/セキュア・デジタル入出力インターフェイス(MMC/SD/SDIO)
- PCI Express® 3.0サブシステムと2つの5Gbpsレーン
- 1つの2レーンGen2準拠ポート
- または2つの1レーンGen2準拠ポート
- デュアル・コントローラ・エリア・ネットワーク(DCAN)モジュール
- CAN 2.0Bプロトコル
- MIPI® CSI-2カメラ・シリアル・インターフェイス
- 最大215の汎用I/O (GPIO)ピン
- 電源、リセット、クロック管理
- CToolsテクノロジによるオンチップ・デバッグ
- 28nm CMOSテクノロジ
- 23mm×23mm、0.8mmピッチ、760ピンBGA (ABC)
AM5716 に関する概要
AM571x Sitara Armアプリケーション・プロセッサは、今日の組み込み製品に求められる高度な処理の要求を満たすために開発された製品です。
AM571xデバイスは、完全に統合された混在プロセッサ・ソリューションの最高の柔軟性により、高い処理性能を実現します。このデバイスには、プログラム可能なビデオ処理と、高度に統合されたペリフェラル・セットも組み込まれています。
Neon™拡張機能を持つシングルコアのArm Cortex-A15 RISC CPUと、TI C66x VLIW浮動小数点DSPコアにより、プログラムが可能です。Armプロセッサにより、開発者は制御機能と、DSPおよびコプロセッサ上でプログラムされるビジョン・アルゴリズムとを分離して、システム・ソフトウェアの複雑性を低減できます。
さらに、TIはArmおよびC66x DSP用に完全な開発ツールのセットを提供しており、Cコンパイラのほか、DSPアセンブリ・オプティマイザなどを使用してプログラミングとスケジューリングを簡素化し、デバッグ・インターフェイスによってソースコードの実行を見通すことができます。
AM571x Sitara Armプロセッサ・ファミリは、AEC-Q100標準に従って認定済みです。