LMH6644-MIL
- (VS = ±5V、TA = 25℃、RL = 2kΩ、AV = +1: 特記ない限り標準値)
- -3dB BW (AV = +1) 130 MHz
- 電源電圧範囲: 2.7V~12.8V
- スルー・レート (AV = -1) 130V/µs(1)
- 消費電流(無負荷) 2.7mA/アンプ
- 出力短絡電流: +115mA~145mA
- リニア出力電流: ±75mA
- 入力同相電圧がV–よりも0.5V、V+よりも1V拡張
- 出力電圧スイングがレールから40mV
- 入力電圧ノイズ(100kHz): 17nV/√Hz
- 入力電流ノイズ(100kHz): 0.9pA/√Hz
- THD (5MHz、RL = 2kΩ、VO = 2VPP、AV = +2): –62dBc
- セトリング・タイム: 68ns
- 3V、5V、±5Vで完全に特性を規定
- オーバードライブ回復100ns
- 出力短絡保護(2)
- CMVR超過時に出力位相の反転なし
LMH6644-MILは真の単一電源電圧帰還アンプで、高速(130MHz)、低歪み(-62dBc)、非常に高い出力電流(約75mA)を低コストで実現し、同程度の性能を持つ既存のデバイスと比較して消費電力が低減されています。
入力同相電圧範囲は、V–よりも0.5V下、V+から1Vまで拡張されています。出力電圧範囲は双方の電源レールの40mV以内まで拡張されているため、低電圧アプリケーションで特に望ましい、広いダイナミック・レンジが得られます。出力段は約75mAの能力を持ち、重負荷を駆動可能です。出力スルー・レートが高い(130V/µs)ため、速度が高い場合も大きなピーク・ツー・ピーク出力スイングを維持でき、3V電源から40MHzという非常に優れたフルパワー帯域幅を実現できます。これらの特性と低コストから、多くの産業用および商業用アプリケーションに理想的です。
あらゆる動作電圧とモードにおいてデバイスの安定性を保証するため、十分な注意が払われています。その結果、あらゆるゲイン設定で、重負荷と軽負荷の両方において、周波数応答特性が非常に優れ(150Ω負荷およびAV = +2において、12MHzまで0.1dBのゲイン平坦性)、ピーキングが最小限(一般に最大値2dB)です。これらの特性と、短いセトリング・タイム(68ns)、低い歪みから、このデバイスはADCバッファでも、高周波数のフィルタ・アプリケーションでも適切に動作します。
このデバイスは、低い差動ゲイン(0.01%)と差動位相(0.01°)の特性から、プロフェッショナル品質のビデオ性能を実現しています。差動ゲインおよび差動位相の特性は、重負荷時(150Ω)でも、出力電圧範囲の全体にわたって適切に維持されます。
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | データシート | LMH6644-MIL 低消費電力、130MHz、75mA、レール・ツー・レール出力アンプ データシート | PDF | HTML | 英語版 | PDF | HTML | 2018年 2月 28日 |
e-Book(PDF) | The Signal - オペアンプ設計ブログ集 | 英語版 | 2018年 3月 23日 | |||
アプリケーション・ノート | AN-1240 Video Transmission Over Twisted Pair Wire (Rev. C) | 2013年 5月 1日 | ||||
アプリケーション・ノート | AN-1244 Photo-Diode Current-to-Voltage Converters (Rev. B) | 2013年 5月 1日 | ||||
その他の技術資料 | Die D/S LMH6644-MDC MWC Low Power, 130MHZ, 75MA Rail-to-Rail Output Amp | 2012年 1月 10日 |
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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DIESALE (Y) | — |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点