パッケージ情報
パッケージ | ピン数 CFP (HSL) (HBD) | 64 |
動作温度範囲 (℃) 25 to 25 |
パッケージ数量 | キャリア 14 | TUBE |
LMX2615-SP の特徴
- 放射仕様
- シングル・イベント・ラッチアップ耐性: 120MeV-cm2/mg超
- 総照射線量耐性=100krad (Si)
- 出力周波数: 40MHz~15GHz
- 位相ノイズ:–110dBc/Hz (100kHzオフセット、15GHzキャリア)
- 8GHzで45fsのRMSジッタ(100Hz~100MHz)
- プログラマブル出力
- 主なPLL仕様
- 性能指数:–236dBc/Hz
- 正規化1/fノイズ:–129dBc/Hz
- 最高200MHzの位相検出周波数
- 複数デバイスでの出力位相の同期
- 分解能9psのプログラマブル遅延によるSYSREFサポート
- 3.3V単一電源で動作
- 71の事前選択ピン・モード
- 11×11mm²の64リードCQFPセラミック・パッケージ
- 動作温度範囲: -55℃~+125℃
- PLLatinum Sim設計ツール対応
LMX2615-SP に関する概要
LMX2615-SPは、電圧制御発振器(VCO)と電圧レギュレータを内蔵した高性能・広帯域の位相同期ループ(PLL)であり、ダブラーなしで40MHz~15GHzのあらゆる周波数を出力できることから、1/2低調波フィルタが不要になります。搭載されているVCOは、1オクターブの範囲をカバーしているため、最低40MHzまでの周波数を出力できます。-236dBc/Hzという性能指数を持つ高性能PLLと高い位相検出周波数により、帯域内ノイズと積分ジッタを非常に低く抑えることができます。
LMX2615-SPでは、複数のデバイスの出力を同期することが可能です。このため、フラクショナル・エンジンまたは出力デバイダを使用した場合を含め、あらゆる利用ケースでデバイスから決定性位相を取得できます。SYSREF (JESD204B規格準拠)の生成および反復もサポートしているため、高速データ・コンバータに最適な低ノイズ・クロック・ソースとなっています。
LMX2615-SPは、テキサス・インスツルメンツの高度なBiCMOSプロセスで製造され、64ピンのCQFPセラミック・パッケージで供給されます。