パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFNP (RTC) | 48 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
LMX2820 の特徴
- 出力周波数:45MHz~22.6GHz
- 6GHz において 36fs の RMS ジッタ (12kHz~95MHz)
- 高性能 PLL
- 性能指数:-236dBc/Hz
- 正規化 1/f ノイズ:-134dBc/Hz
- 整数モード・スプリアス:-95dBc (fPD = 100MHz)
- 高い位相検出器周波数
- 整数モード:400MHz
- 分数モード:300MHz
- プログラマブル入力マルチプライヤ
- 直接 PDF 入力によりオフセット・ミキシングをサポートし、PLL N デバイダを超低ジッタに
- 2.5µs の高速 VCO キャリブレーション時間
- MUTE ピンにより 200ns でミュート / ミュート解除を実行
- ダブラがイネーブルの状態で VCO リーク -45dBc
- 最大 22.6GHz までの外部 VCO をサポート
- 複数デバイス間の出力位相の同期
- 2 つの差動 RF 出力と 1 つの差動 SYSREF 出力により JESD204B をサポート
LMX2820 に関する概要
LMX2820 は高性能で広帯域のシンセサイザで、45MHz~22.6GHz の範囲のあらゆる周波数を生成できます。-236dBc/Hz という性能指数を持つ高性能 PLL と高い位相検出器周波数により、帯域内ノイズと積分ジッタを非常に低く抑えることができます。高速 N デバイダにはプリデバイダがないため、スプリアスの振幅と数が大幅に低減されます。整数境界スプリアスを軽減するため、プログラマブル入力マルチプライヤも備えています。
LMX2820 を使用すると、複数のデバイスの出力を同期させることができ、入力と出力の間に決定論的な遅延を必要とするアプリケーションにも対応できます。高速のキャリブレーション・アルゴリズムにより、VCO キャリブレーション時間が大幅に短縮されるため、高速の周波数ホッピングを必要とするシステムを実現できます。LMX2820 は、JESD204B 規格に準拠した SYSREF を生成または反復でき、高速データ・コンバータ向けの低ノイズのクロック源として使用できます。このシンセサイザは、外部 VCO と組み合わせて使用することもできます。PFD の直接入力ピンが搭載され、オフセット・ミキシングをサポートしているため、低スプリアスで伝送を行えます。
このデバイスは単一の 3.3V 電源で動作し、LDO を内蔵しているため、オンボードの低ノイズ LDO は不要です。