パッケージ情報
パッケージ | ピン数 LQFP (PN) | 80 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 119 | JEDEC TRAY (10+1) |
MSP430F6720 の特徴
- 低い電源電圧範囲: 3.6Vから最低1.8Vまで
- 超低消費電力
- アクティブ・モード(AM):
すべてのシステム・クロックがアクティブ:
265µA/MHz (8MHz、3.0V)、フラッシュ・プログラム実行時(標準値)
140µA/MHz (8MHz、3.0V)、RAMプログラム実行時(標準値) - スタンバイ・モード(LPM3):
リアルタイム・クロック(RTC)(水晶振動子を使用)、ウォッチドッグ、および電源スーパーバイザが動作、RAMデータ完全保持、高速ウェークアップ:
1.7µA (2.2V)、2.5µA (3.0V)(標準値) - オフ・モード(LPM4):
RAMデータ完全保持、電源スーパーバイザが動作、高速ウェークアップ:
1.6µA (3.0V)(標準値) - シャットダウンRTCモード(LPM3.5):
シャットダウン・モード、リアルタイム・クロック(RTC)(水晶振動子を使用)が動作:
1.24µA (3.0V)(標準値) - シャットダウン・モード(LPM4.5):
0.78µA (3.0V)(標準値)
- アクティブ・モード(AM):
- スタンバイ・モードから3µsでウェークアップ(標準値)
- 16ビットRISCアーキテクチャ、拡張メモリ、最大25MHzのシステム・クロック
- 柔軟な電源管理システム
- プログラム可能な、レギュレートされたコア電源電圧を持つ、完全に統合されたLDO
- 電源電圧の管理、監視、およびブラウンアウト
- 最大2つの補助電源からのシステム動作
- 統合クロック・システム
- FLL制御ループによる周波数安定化
- 低電力、低周波数の内部クロック・ソース(VLO)
- 低周波数のトリムされた内部基準ソース(REFO)
- 32kHzの水晶振動子(XT1)
- 3つのキャプチャ/比較レジスタを搭載した16ビット・タイマ×1
- 2つのキャプチャ/比較レジスタを搭載した16ビット・タイマ×3
- 拡張ユニバーサル・シリアル通信インターフェイス
- eUSCI_A0、eUSCI_A1、eUSCI_A2
- 自動ボーレート検出機能付きの拡張UART
- IrDAエンコーダおよびデコーダ
- 同期SPI
- eUSCI_B0
- 複数のスレーブ・アドレシングを持つI2C
- 同期SPI
- eUSCI_A0、eUSCI_A1、eUSCI_A2
- パスワードで保護されたRTC、水晶振動子オフセット較正および温度補償機能付き
- バックアップ・サブシステム用の独立した電圧源
- 32kHzの低周波数発振器(XT1)
- リアルタイム・クロック
- バックアップ・メモリ(4×16ビット)
- 3つの24ビット・シグマ・デルタA/Dコンバータ(ADC)、差動PGA入力付き
- コントラスト制御を搭載し、8マルチプレクサ・モードで最大320セグメントに対応の内蔵LCDドライバ
- ハードウェア乗算器で32ビットの演算をサポート
- 10ビット、200kspsのADC
- 内部基準
- サンプル・アンド・ホールドおよび自動スキャン機能
- 最大6つの外部チャネルと2つの内部チャネル、温度センサを含む
- 3チャネルの内蔵DMA
- シリアル・プログラミング機能を搭載、外部からのプログラミング電圧は不要
- 単相電子電力量計開発ツール(「ツールとソフトウェア」も参照)
- デバイスの比較 に、供給中の製品ファミリを掲載
- 100ピンと80ピンのLQFPパッケージで供給
MSP430F6720 に関する概要
TI MSPファミリの超低消費電力マイクロコントローラは複数のデバイスで構成され、それぞれが各種のアプリケーションを対象とする異なるペリフェラルを搭載しています。アーキテクチャに多様な低消費電力モードを組み合わせ、携帯型測定機器で長いバッテリ駆動時間を実現するように最適化しています。強力な16ビットRISC CPU、16ビット・レジスタ、および定数ジェネレータが搭載されているため、最高水準のコード効率を実現できます。デジタル制御発振器(DCO)により、低消費電力モードからアクティブ・モードへ3µs (標準値)でウェークアップできます。
MSP430F673xおよびMSP430F672xマイクロコントローラには、最大3つの高性能24ビット・シグマ・デルタADC、10ビットADC、4つの拡張ユニバーサル・シリアル通信インターフェイス(3つのeUSCI_Aモジュールと1つのeUSCI_Bモジュール)、4つの16ビット・タイマ、ハードウェア乗算器、DMAモジュール、アラーム機能付きのRTCモジュール、コントラスト制御を内蔵したLCDドライバ、補助電源システム、および100ピンのデバイスでは最大72本、80ピンのデバイスでは最大52本のI/Oピンが搭載されています。
モジュールの完全な説明については、『MSP430FR5xxおよびMSP430FR6xxファミリ ユーザー・ガイド』を参照してください。