TIDA-00343
低消費電力タッチ・スルー・ガラスのリファレンス・デザイン
TIDA-00343
概要
ヒューマン・マシン・インターフェイス (HMI) は、人間と機械が相互に情報交換や操作を行うための主要な手段であり、プロセス・プラントの重要な一部を占めています。 このリファレンス・デザインは、過酷で危険な領域のアプリケーション向けに HMI ソリューションを提供しています。プロセス・プラントでは、オペレータが防爆仕様のディスプレイ / コントローラを対話型操作する必要があります。このような機器は、金属性匡体にネジ留めされた形で封入されており、読み出しとプログラミングの機能をローカルで実行できるように厚いガラス製の窓が取り付けられています。
CapTIvate™ テクノロジー搭載の MSP430™ マイコン (MCU) を採用した TIDA-00343 を活用すると、オペレータは匡体を開ける必要なしでコントローラを対話型操作することができ、作業許可の申請やプラントのシャットダウンが不要になるので時間を節約できます。
特長
- 4 個の堅牢なボタン・オプションを実装済み
- ボタンとガラスの間のエアギャップは可変 (1 ~ 2mm)
- 厚さ 10mm のガラスを透過して指を検出
- 手袋着用時や苛酷な環境 (水、油、ほこりなど) で動作
- 温度範囲:-40℃ ~ 85℃
- 低消費電力 (約 10Hz のスキャン・レート):平均 240μA
産業用
- 静電容量性レベル・トランスミッタ
- 静電容量性圧力トランスミッタ
- コリオリ流量トランスミッタ
- 差動圧力流量トランスミッタ
- 電磁(MID)流量トランスミッタ
- 液体比重式圧力レベル・トランスミッタ
- インペラ / タービン流量トランスミッタ
- 誘導性 / 静電性位置センサ
- LVDT 位置センサ
- LVDT 圧力トランスミッタ
- 光学 ToF(タイム・オブ・フライト)連続波位置センサ
- 光学 ToF(タイム・オブ・フライト)パルス位置センサ
- Proximity switch
- レーダー / マイクロ波レベル・トランスミッタ
- 抵抗性圧力トランスミッタ
- シリコン圧力トランスミッタ
- スタンドアロン・リモート IO
- 温度トランスミッタ
- 熱式質量流量トランスミッタ
- 超音波流量トランスミッタ
- 超音波レベル・トランスミッタ
- 超音波位置センサ
- 渦流量トランスミッタ
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRKV8.PDF (51 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
MSP430 マイコン
MSP430FR2633 — 16 個のタッチ IO (64 個のセンサ)、16KB FRAM、4KB SRAM、19 個の IO、10 ビット ADC 搭載、静電容量式タッチ・マイコン
データシート: PDF | HTML技術資料
= TI が選択した主要ドキュメント
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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* | 設計ガイド | 低消費電力タッチ・スルー・グラス・リファレンス・デザイン | 2016年 3月 7日 | |||
技術記事 | Engineering magic: Touch through thick glass with LEDs and LCD | PDF | HTML | 2016年 8月 18日 | |||
技術記事 | Engineers do better than magicians: HMI touch through a thick glass | PDF | HTML | 2016年 4月 26日 |