TIDA-00440
漏洩電流測定リファレンス・デザイン、絶縁抵抗判定用
TIDA-00440
概要
このリファレンス・デザインは、最大 100MΩ の絶縁抵抗を測定します。500Vdc の絶縁型電源をオンボード搭載しているほか、同じく絶縁型のシグナル・コンディショニング回路を実装して、リーケージ電流を測定します。このリファレンス・デザインはトランスやモーター巻線での絶縁破壊に起因するリーケージの検出を可能にします。
特長
- リーケージ電流の測定回路では、プログラマブル電流センス・アンプと切り替え可能なシャント抵抗に関する複数のオプションが利用可能
- 測定範囲:0 ~ 100MΩ、精度は 5% (キャリブレーションなし)
- テスト電圧のレベルは、IEEE 43-2000 (recommended practice for testing insulation resistance of rotating machinery:回転機械の絶縁抵抗をテストする際の推奨手順) に準拠
- 絶縁抵抗の測定を目的としたオンボードの絶縁型 500W 電源
- キャリブレーション抵抗の実装用配線をオンボードに搭載
- フレーム・スタート検出機能をハードウェア・サポートしているので、IEEE1588 PTP を実装可能
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRDQ2.PDF (68 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
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技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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* | 設計ガイド | Leakage Current Measurement for Determining Insulation Resistance Design Guide (Rev. A) | 2015年 4月 30日 | |||
セレクション・ガイド | Current Sense Amplifiers (Rev. E) | 2021年 9月 20日 | ||||
技術記事 | How to detect insulation failures in electrical equipment – part 2 | PDF | HTML | 2016年 5月 2日 |