JAJA732A February 2019 – January 2023 LM5155 , LM5155-Q1 , LM51551 , LM51551-Q1
図 3-2 に示す回路を実装するには、最初に電圧リファレンスを選択する必要があります。リファレンス電圧が 1.24V と低いことから、TLV431 が選択されています。負荷電圧がさらに高い設計の場合、リファレンス電圧が 2.5V の TL431 を使用してもかまいません。この設計の負荷電圧は 5V で、リファレンス電圧が 1.24V なら余裕があるため、電圧リファレンスを適切にバイアスできます。この設計では、上側の帰還抵抗 RFBT に 30kΩ が選択されています。下側の帰還抵抗 RFBB の計算には、Equation26 が使用されます。
RFBB には標準値の 9.78kΩ が選択されています。