パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WSON (DSG) | 8 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 110 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
BQ2962 の特徴
- 2/3/4 直列セル過電圧保護 (OVP)
- FET 駆動出力をトリガするための固定遅延タイマ (3 秒、4 秒、5.5 秒、6.5 秒のいずれかを選択可能)
- 出荷時に OVP スレッショルドをプログラム (スレッショルドの範囲は 3.85V~4.6V)
- 出力オプション:アクティブ HIGH
- 高精度の過電圧保護: ±10mV
- 自己ディセーブル、外部イネーブル / ディスエーブル制御付きの安定化電源出力
- オプション:3.3V、2.5V、1.8V (BQ2961)
- オプション:3.3V、3.15V、3.0V (BQ2962)
- 低消費電力 ICC ≈ 4µA (VCELL(ALL) < VPROTECT)
- 安定化出力を無効にすることで消費電力をさらに低減、ICC ≈ 1.2µA
- セル入力あたりのリーク電流が低い:100nA 未満
- 小さいパッケージ占有面積
- 8 ピン WSON (2mm × 2mm)
BQ2962 に関する概要
BQ296xxx ファミリは、リチウムイオン・バッテリ・パック・アプリケーション向けの、2mA 安定化出力電源付きの高精度低消費電力の過電圧保護素子です。
2~4 直列セル・スタック内の各セルの過電圧状態を個別に監視します。いずれかのセルで過電圧状態が検出されると、内部固定遅延タイマが起動します。遅延タイマがタイムアウトすると、過電圧状態が発生したことを示すために出力ピンがアクティブ状態にトリガされます。
安定化出力電源は、リアルタイム・クロック (RTC) 発振器などの常時オン回路を駆動するために最大 2mA の電流を出力します。BQ296xxx ファミリは、いずれかのセル電圧が特定のスレッショルドを下回ると安定化出力をオフにする自己ディセーブル機能を備えており、それによってバッテリの消耗を防止できます。また、安定化出力のイネーブル / ディセーブルを外部から制御することもできます。